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創られたラップノーン(新入生歓迎の通過儀式)

ラップノーン。 タイ全土の大学で行われる、新入生を歓迎する儀式で、1ヶ月くらい続くであろうか。 期間中は、太鼓と踊りと叫び声で、大学は一気に騒々しくなる。 ラップノーンは、新入生にとって、大学生になるための通過儀礼みたいなものだ。 これで、先輩後輩のつながりが強くなる。(教員は、ラップノーンの社会にタッチしない) ということで、チェンマイ大でも先週あたりから始まり、今も下では太鼓の音が鳴りまくってる。 正直、「騒がしいなあ」と思わないと言えば嘘になる。 おそらく、大部分の教員陣がそう思っていることであろう。 まあ、「伝統」ということで、通っているのだ。 とはいえ、これ、いつから始まったか。 それがどうも、わからないようだ。 欧米に留学した教員が持ち込んだとか、 戦時中の訓練に起源があるとか、 学生運動の流れで作られたとか… はっきりしないらしい。 なんだか起源がわからないままに、タイの大学の「伝統」行事だからとして、学生は当然のようにやらなくてはならないのである。 「創られた伝統」に翻弄される学生。 やりたい人にとってはいいが、やりたくない人にとっては迷惑な話だろう。 少々うるさくても、僕自身がラップノーンを強制される訳ではないし(当たり前だが)、まぁ、我慢することとしよう。 <関連記事> ・泥まみれ、踊る。壮絶な新入生受け入れ儀式、ラップノーン。 ・卒業生に送る、タイ大学生の円陣エールと踊り。 ・タイ大学生のどうすることもできない事情に、涙。 ・学生からの、結婚と病気の告白。 ・3年生とのサラブリー旅行   ...

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父から借りてるカフス。

先日、CM Custom Tailorで仕立てたYシャツが、かなりできがよかった。 満足している。 オーダーメイドは、体にぴったりとくるので、気持ちいいものである。 で、今回はYシャツに、カフス用の穴も開けておいてもらった。 これまでカフスはしたことなかったが、父や義理の祖父のお下がりが手に入ったので、つけてみたかったのだ。 父が営業マンだったころに使っていたという、カフスとネクタイピンを付けてみる。 なんとなく、気合が入るってもんである。 ただ、僕がつけると、どうもイヤラシイような感があるのは否めない。 まだまだ、湧き出る渋さがなく、付けこなせていないってわけである。 カフスがしっくりとくるような、大人な男性を目指して、日々精進しなくてはならない。 <関連記事> ・チェンマイでオーダーメイドのシャツを。CM ...

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アーサー・サマック(ボランティア)と我が家で呼んでいる、バイク修理屋さん。

アーサー・サマック。 ボランティアの意である。 我が家では、とあるバイク修理屋のことをそう呼んでいる。 サンティタムの一角にあるその店は、周りの店よりも明らかに値段が安い。 パンク修理だろうが、オイル交換だろうが、近所の他店とは比べ物にならないのだ。 もしかしたら、部品代だけで、修理手数料はとってないのではないか。 いや、むしろ部品も、仕入れ値より安く我々に提供しているのではないか。 そんな心配な気持ちになるほど、安い。 アーサー・サマックの精神を感じるのである。 もちろん、腕は確か。 スピーディーに、確実に直してくれる。 近所の人々もひっきりなしに訪れている印象である。 修理をしてくれるにいちゃんの、人柄もいい。 「今日はどうしたー」 いつも笑顔で迎えてくれる。 我が家は去年、少し離れたところに引っ越したが、それでもバイクのことはアーサー・サマックにお任せ。 何かあったら、そこまで足を伸ばすのである。 近日中に、3000キロ目安のオイル交換に行く。 きっと、笑顔で迎えてくれることであろう。 <関連記事> ・タイの運転免許証が他のASEAN諸国でも使えるという情報で、小躍り。 ・タイのバイク免許、困難。 ・タイ人のナンバープレートにかける金額が、ものすごい。 ・ムーディ、被り物屋。 ・出先でのバイクのパンク。出張修理を呼ぶ。   ...

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バイクヘルメットの分離によるトリッキー運転な日々をぬける。

ヘルメット外皮と中身が離れて、はや数ヶ月がたった。 この写真の感じである。 白いのがヘルメットの中身。 「内部はこんな発泡スチロールなのか」と、その簡単な作りに驚かされたものである。 両者がはずれて困っていたこと。 それは、バイクのスピードをちょいとあげると、内の白い部分はそのまま頭に、外の覆いだけが脱げる場合があったことだ。 いきなり白い頭がニョキッと出るイメージである。 対面を走る人からすれば、そのトリッキーな芸当に、驚かされたことであろう。 実際、何回か笑われた。 まあ、それでも我慢をしていたが、先日、ついにヘルメット屋に行く機会があった。 「中身だけ変えられませんか?」 「ないです。新しくしてください」 そう言われて、購入した。 別にケチったわけではなく、ヘルメットの色も気に入っていたし、ゴミを増やしたくなかったのだ。 本当だ。 ヘルメットは、180バーツという安さ。 本当に役目を果たしてくれるのか、少々不安ではある。 でもまあ、とりあえずスポっと抜けて白い頭をむき出しにするというトリッキーな日々は免れるようになったといえよう。 <関連記事> ・タイの運転免許証が他のASEAN諸国でも使えるという情報で、小躍り。 ・タイのバイク免許、困難。 ・タイ人のナンバープレートにかける金額が、ものすごい。 ・ムーディ、被り物屋。 ・タイ深南部の平和構築に向けたセミナー   ...

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新学期まであと1週間

新学期開始まで、ついにあと1週間。 早いものだ。 例年、学期と学期の間は、日本に帰るのが常だったが、今回は帰らなかった。 まあ、その分、インドネシアやマレーシア、ルーイ県と旅をした。 非常に満喫した。 でもそれ以外の日々は、論文執筆に追われていた。(今も状況は変わらない) 土日祝も関係なく、学校にいっぱなしだった。(今もだ) あっという間の授業なし期間。 新しい学年と会うので、来週が楽しみではある。 ただ、論文に追われていて、そっちばかりに気を取られ、授業準備じたいは全くしていない自分が恐ろしい限りだ。 今週は、授業準備に精を出さないと、流石にまずいのである。 あー、でも今日は空が真っ青。 祝日。 海でも行きたいなあ。 <関連記事> ・最悪な事態。バンコクのアパートにて。 ・娘を思うタイのおっちゃん、出店で大奮闘! ・膝はずし ・距離感 ・朝からやらかしてしまって、ブルー。   ...

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ついに、なおったよ

「14時に部屋にいますか?」 突然、コンドミニアムからラインがきた。 平日の14時。 まあ、もちろん仕事である。 でも、「少し帰るから、いいですよ、来ても」と返事をした。 そうー。 ついに、直ったんです。 エアコン。 あれは2ヶ月くらい前だろうか。 朝、ふと思い立って、エアコンの掃除をして、何かの部品に当たった。 ヘリコプターの羽にものが当たったかのように、木っ端微塵に部品は飛び散って、朝から呆然としたものだ。 それから、暑い日々が続いた。 昼にリビングにいるのはなかなかの困難を極めたものである。 しかし、ようやく部品が完成し、エアコンの修理が終わったのだ。 サーととびだす、冷風。 部屋を快適にする、素敵な風だ。 修理代は1500バーツだった。 普段よりも、電気代がそれくらい節約されたので、ある意味トントン。 ま、もちろん暑さを我慢すれば、の話ではある。 <関連記事> ・最悪な事態。バンコクのアパートにて。 ・娘を思うタイのおっちゃん、出店で大奮闘! ・膝はずし ・距離感 ・朝からやらかしてしまって、ブルー。   ...

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塩とバターでのアーモンド。メーサーイが有名なのか?

タイ人の友達からもらった、アーモンド。 塩とバターで作ってあるらしい。 ちょっと甘めで、バターの風味もほのかにする。 まあ、美味しい。 どうやら、メーサーイの特産らしいが、詳しいことはわからない。 ただ妙に香ばしく美味しいことは、確かである。 でも、僕以上にツマゴマが気に入ってる。 僕にとっては、まあ、美味しいくらい。 でも、ツマゴマにとっては感動的な美味しさらしい。 ということで、なるべく大きな感動を持っている方にお譲りしようと思っている。 <関連記事> ・タイでの自家栽培にかるーく挑戦してみる。 ・タイ北部山間メーサローンの学校。 ・グルメなチェンマイっ子御用達のガイ・ヤーン・カオスワンクワーン。店員さんの優しさ。 ・チェンマイ市内からはちょっと離れているけど、Adirak Pizza。 ・チェンマイの道ばたチムチュム。昔を思い起こさせる雰囲気と旨味。   ...

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リーズナブルな中華料理の老舗Ekathip Chokedee Restaurant

学校の近くに、リーズナブルな中華料理屋がある。 Ekathip Chokedee Restaurantだ。 どうやら結構な老舗らしく、有名店だ。 時々、タイ人の先生にも連れていってもらっていて、堪能している。 大人数で行く中華料理は、色々食べれて最高である。 我が家でも、たまに利用する。 昨日はカニチャーハンと、 野菜と豚のカリカリ揚げの炒め物。(あまりカリッとしていなかったけど) それと、香港風焼きそばだ。 ここは昼もやっていて、仕事の合間に、麺料理一品だけ食べに…なんてこともできる。 まあ、実際はやったことないが、できるのだ。 なかなか忙しくて機会を逸しているものの、いつか学校をスッと抜けて食べに行きたいものである。 <関連記事> ・チェンマイ市内からはちょっと離れているけど、Adirak ...

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晩秋歳(bansyu-toshi)というアドレス

今日は、妙に肌寒い。 木々に囲まれた大学は、ちょっとした軽井沢気分である。 ただし雨模様だし、薄暗い。 なんとなく、ドーイ・ステープの山々を写真に収めて白黒にしてみる。 モノクロがしっくりくる気候。 いうならば、晩秋だ。(まあ、実際はそこまで寒くはない) 何を隠そう、僕が一番好きな季節は、晩秋である。 あの物悲しいムードがたまらない。 もうすぐ冬が来るという気持ちの高揚も、抑えきれない。 タイに住んでいて、説得力はあまりないが、そうなのだ。 去年末、竹工芸家の友人に言われて、そういえばと思い出したことがある。 それは、僕が大学生だった頃、晩秋が好きすぎて、アドレスをbansyu-toshiとしていたことを、である。 toshiとは無論、土方歳三先生に他ならない。 変わっている。 なんだか照れ臭い、思い出である。 <関連記事> ・竹工芸家の友人との約束から ・膝はずし ・一周忌、いつもと同じ帰り道。 ・「できればもう一度、一緒に酒を呑みたいもんだなぁ」って。 ・Google ...

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3連休ということで、朝くらいは自由に。ドイツ料理のAuf der au(アウフデア)。

朝、知りました。 今日から3連休なんですね。 ま、それでも僕は関係なく学校にいる。 論文やら、授業準備やらで、やること山積みだ。 (というか、授業準備はまだゼロの状態だ) でも3連休・・・ せめて朝ぐらいは自由に(三日酔いもなおったし)。 ということで前から気になっていたドイツ料理のブランチ&ランチビュッフェへ。 Auf der au(アウフデア)。  店先には、パンが並んでいる。 種類豊富で、目移りする。 中に入ると、ドイツソーセージはもちろん、どう考えてもうまそうなものばかりが並んでいた。 サラダ関係も種類が多い。 「卵料理は何にしますか?」 オーナーの大きなおじさんが聞いてきた。 それもビュッフェセットに含まれているのだ。 スクランブルエッグを注文し、ついつい取りすぎた。(でも、おかわりもした) 「あー、本場っぽいお味」となんども口にした。 まあ、無論、ドイツへ行ったことはない。 ちなみに、僕のお気に入りは、この真ん中のこのほうれん草。 チーズのグラタン風のお味といえばいいか。 あるいは、チェンマイ市内にあるFern ...

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友との酒はやはりうまい、けど三日酔い。

酒。 昔とはうって変わって、最近はあまり飲まない。 たまに飲むと、「美味しい!」か「うわ、今日はあまり飲めない感じ!」の二択になった。 どちらにしても、酒が弱くなっていることは確実で、だから前者のように感じて飲みすぎたら、次の日が大変だ。 一昨日は、在チェンマイ総領事館の新しい総領事就任パーティーにお呼ばれしたので、行ってきた。 無論、パーティーには色々な銘柄の酒が並ぶ。 久しぶりの日本酒などに、テンションが上がる。 一緒に行った同期の友も、酒が好き。 2人で、「この銘柄は?あの銘柄は?」なんて話しながら酒を選ぶ。 豪快な友は、最終的には酒を作るホテル側に立って、自分で酒を入れていたほどである。 爆笑させてもらった。 あ、ただ、パーティーじたいは厳格なムードの時もありましたので、基本的には2人ちゃんとしてましたよ。 念のためにお伝えします。 で、パーティーのあとは、ビールやらワイン、お菓子を買い込み、家で二次会。 友と久しぶりに飲む酒は、うまい。 楽しい夜である。 あーだ、こーだと2人で騒ぎ、夜中の1時半まで飲み続けたのであった。 ただ、最初に述べたとおり、もう酒に強くない。 次の日は大変だ。気持ち悪いは、頭が痛いわ。 で、今回は3日目でも、頭痛に悩まされた。 飲みすぎに気をつけなくてはならないと実感するばかりである。 それと、ツマゴマに、僕は酔っ払うと尋常じゃなく声がでかいと指摘された。 これもまた、気をつけなければならない。 <関連記事> ・「できればもう一度、一緒に酒を呑みたいもんだなぁ」って。 ・タイ刑務所、酒入りスープの取調べ。 ・ずっと心に… ・友達の帰国 ・ラフ族の村人たち、客人を迎える囲炉裏の風景。   ...

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なんだか裏目な日。あと半日、無事にいきたいものだ。

今日は朝目覚めた時から、頭痛がする。 それでいて、何かをすれば、裏目にでる一日。 どうもうまくいかない。 今さっきは、昼ごはんを買いに、バイクを走らせた瞬間に大雨に変わった。 カフェの前で、しばらく雨を眺める。 雨のために着たカッパは、しばらく着てなかったらか、なんだか臭う。 今日、夕方は新総領事の就任パーティーに参加するのでスーツだが、カッパの匂いが服に移ったようで、どうも気になる。 これから半日。 何事もなく無事にすぎることを願うばかりだ。 さ、仕事に戻ろう。 追記:今、ツマゴマから連絡があった。大雨の中、突然にバイクが全く動かなくなり、押して帰ったらしい。やはり、今日はついていない。 <関連記事> ・タイで初めて犬に噛まれ、笑われ注射。 ・犬とともに、夕焼けを。 ・グルメなチェンマイっ子御用達のガイ・ヤーン・カオスワンクワーン。店員さんの優しさ。 ・市場の犬。 ・近所のフレンチブルドッグの妙な動き   ...