久しぶりにゲーテ先生を訪ねてロッブリーへ行く



ドンムアン空港に降りたつと、「Ryota」と書かれたお手製の紙を持った男性が立っていた。

久しぶりにロッブリーのゲーテ先生に会う約束をしたら、空港に迎えの方を待機させて下さったのである。


車に乗り込むと、革張り。

なんだか、ものすごくVIP感満載である。

ありがたいお話だ。


空港から1時間ちょっとで、先生の家に着いた。

3年ぶりだろうか、相変わらずの大きな家。

ゲーテ先生が迎えてくれた。



久しぶりの再会である。

昔と変わらぬ、先生の力強さを感じる。


到着するや否や、2人で車に乗って、プラ・プッタバートへ行き、牛肉入りの麺がうまいという評判の店にいく。

タイや中国、世界のことを話しながら、2人で麺をすすった。


家に戻ってからも、オープンしたばかりだという先生のご自宅の敷地内の珈琲屋で3時間ほどおしゃべり。





僕がロッブリーを去ろうかというころ、珈琲屋を考えているとおっしゃってたが、ついにオープンしたらしいのだ。

シンプルに家具がまとめられていて、居心地がよかった。



さらっと、写真が飾られている。



先生が若き頃、シリントーン殿下が家にご訪問された際の写真だ。

驚かされる。


珈琲を飲みつつ、先生に色々と教えていただいた。

楽しい時間である。

先生の歴史への向き合い方は、実地主義だ。

村人のため、国民のため、世界の人々のため、という言葉をなんども使われていたのが印象的だった。


外はいつの間にか強い雨が降っていた。

雨音を聞きながら、珈琲屋で静かに語り合ったのである。




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