(จดหมายเหตุพระราชพิธีรัชมังคลาภิเษก ร.ศ.126,127。39頁)
タイに住んで、タイやラオスのことを調べている僕。
しかし僕は、学部も修士も、日本史を勉強していた。
江戸時代の村のこと、祭りのことなんかを研究していたのである。
そのとき使っていたのは当然、古文書史料。
論文を書くには必須だった。
でも、これを読むのが苦手だった。
特に学部のときは、全く読めなかった。
読もうという努力すら放棄していた。
せっかく先輩の大学院生が古文書解読のサブゼミをしてくれていたのに、僕はろくに出席もせず、遊んでばかりいたのである。
おかげで、修士に行ってからは苦労したものだ。
今、久しぶりに古文書を開いてみる。
そもそも古文書読解の基礎がない上に、10年以上触れていない。
読めない…
もう、忘れたようだ。
そんな僕に朗報。
古文書のくずし字を読み取って、瞬時に翻刻を実現するAIが開発されたらしいのだ。
OCR「KuroNet」というらしい。
これがあれば、くずし字を忘れた僕には助かる。
というか、日本人・異国人問わず、多くの人が日本史の研究をしやすくなる。
そしていずれは、翻刻された史料は全てデータ化されて、文字検索もできるようになるだろう。
一次史料へのアクセスはより早く簡単になるのだ。
国際的な日本史研究の敷居が下がるってもんだなぁと、感心、ワクワクするばかりである。
そして、あわよくば…
(จดหมายเหตุพระราชพิธีรัชมังคลาภิเษก ร.ศ.126,127。39頁)
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