タイ北部山間メーサローンの学校。



タイ北部の山間部、メーサローン。




朝7時、ブラブラと街を歩いてみる。




行き交う人々は畑仕事に向うようだ。


そんななか、子供達がワイワイと同じ方向に歩いていく。





これは学校に向っているに違いないな、そう思い彼らについていく。



子供達が向った先は何の変哲もない建物。

ここでスクールバス的なものでも待つのか。

いや、よく見ると上の方に教会があるので、そこに来たのか。

そんな風に思いながら建物を通り過ぎる。



…完全な思い違いだった。

これが、学校だった。





到着した生徒は自分で椅子を机からおろして着席しているようだ。




それにしても、これだけのオープン性だと、なかなか授業に集中できないかもなぁ。

いやむしろ逆で、常に道行く人々から丸見えということで、授業参観的緊張感を保てるか?

そんなどうでもいいことをあれこれ思っていると、横からワンワンと吠えられた。

あまりに突然のことでビクッとなった僕は、道行く子供達にキャッキャと笑われてしまった。





雌ライオンみたいな犬だな、しかし。




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