という量じゃないだろ。
イサーンの小学生の女の子が、学校からどっさりと持ってきた牛乳。
今、日本の給食に出てくる牛乳はビンかパックか知らないけど、ここまで持ってくる奴はそういないはずだ。
これほどの量を抱えてきた女の子は、どこか誇らしげである。
「リョウタ兄ちゃんも一本どうぞ」
僕に勲章の一本を分けてくれた。
牛乳が苦手な僕は気持ちだけもらっておいた。
なかなか可愛らしいパッケージ。
ところでなぜイサーンも学校で牛乳を飲むのだ?
タイでは給食は一般的ではない。基本、弁当かあるいは買い食いである。
でも牛乳はタダで配られるらしい。
「体にいいからだよ」
小学生の子は答えた。
ついでに同世代の連中にも聞いてみた。
「確かに牛乳だけは配られたな。
え、なぜって?
そりゃあ、お前、体にいいからだよ」
根強い健康説。
確かに、健康にいいという理由でもなければ、ソムタム(パパイヤサラダ)やラープ(ひき肉の辛口サラダ)といったイサーン料理に牛乳はなかなか合わせないだろう。まぁ、学校でそれらを食うかどうかはしらないが。
タイに行きたきゃ
タイに住みたきゃ
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