アメリカ人先生とのお茶。
「アメリカという国は、世界の人々からbullyだと思われてるんじゃないかな?」
アメリカ人の先生とお茶をしているときに、言われた。
bullyがわからない。
即座に辞書をしらべる。
「いじめっ子」とか「ガキ大将」という意味だった。
アメリカの人はそういうことを気にしているんだぁと、少し思った。
「日本人はアメリカのこと、どう思うんだい」
「日本人という風にくくるとわからないですけど、少なくとも僕自身はアメリカに対しては悪い思いはないですけどね」
そう答えた。
「ホンネとタテマエっていうのが日本にはあるって聞いたことがあるんだ。僕にはタテマエはいらないからね」
そう言われた。
「わかりました。でも、本当に悪い思いはないですよ。映画とか、子供の頃からみて親しみを持っていますよ」
彼は、チェンマイに10年近くも住んでいることもあって、アメリカという国から一程度距離をとった、バランスの取れたものの見方をする。
話していて、非常に面白い。
アメリカが右傾化していて怖ろしいと、彼は言った。
日本も同じ方向性ですよと、僕も答えた。
世界を見渡してみてもそのような状態だね、と共感しあった。
では、だからと言って一番のいい解決策は何か。
国民国家を超えた何かしらのシステムは何か。
それがなかなか見つからないんだよねえ、と二人でコーヒーをすすった。
アメリカの人の先生とこうやって話す時間、とても楽しく、心地いいのである。
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