「桜が、きれいですね」
小学校の入学式の日、僕が初めて、友人に語りかけた言葉だという。
隣どうしの席でそう言ったらしい。
6歳の子供が果たしてそんなこというかどうか。
そんな敬語で、風流に語るかどうか。
どうも眉唾ものだが、その出来事じたい、ずーと彼は語り続けているので、まぁそうなのかもしれない。
実際に、小学校入学の時、桜がきれいだったのは覚えている。
そんな彼が今日で40才になった。
兄弟みたいに育ってきた幼馴染が40って。
まあ、僕も40だから当然か。
タイに初めてきたのもそいつと一緒で、もう20年も前になるかと思うと、恐ろしい限り。
ドンムアン空港で、椅子に座って僕の到着を待っている彼を見たのなんて、ついこの間のように感じるけどねえ。
ベトナムでの奇跡的一枚の写真も懐かしい限り。
早いものだ。
昨晩は、日付が変わると同時に祝いのラインを送った。
ということで、ま、良い40代をお互い過ごしましょう。祝。
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