何気なく読んでいた เอนก (Anake) 先生の『ภาพเก่ากรุงเทพฯ Old Photo of Bangkok』。
そこに、日本の染毛剤の広告があった。(155頁)
1916年(大正5)3月14日水曜日付『バンコク・デイリーメール』紙に載っているものらしい。
「日本の有名大学が研究・開発した染毛剤。
安全性が高く、誰でも安心して使えます。
これまでの染毛剤は、髪や皮膚に影響のでるものもありました。
しかし、この染毛剤はまるで別物!
日本人なら誰しもが使うこの染毛剤。
使い方、簡単。注文、簡単。
ぜひぜひ、みなさんもお試しあれ。
タイにやってきた画期的な染毛剤…その名も、K.O.Tiger Brand!」
的なことが書いてある。
(「!」とかは、僕が勝手にイメージでつけただけだ)
日本の大学…K.O.Tigerブランド。
慶応大学が開発研究したのか?
いや、それともタイガーブランド、とは虎印のことか?
会社のタイ語名を入れて、Google検索をすると、タイガーバームのマークが出てくる。
うーん。
何だろう。
というか、そもそも、この絵から染毛剤と結びつけるのも、かなり難しい気がする。
なんか意味深だ。
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