参加はしなかったけど、起源だけは気になるワイクルー(師に礼を示す行事)
今日はワイクルーという行事だった。
師に礼を示しましょうという行事で、タイ全国でみられるものである。
昔、ロッブリーにいた頃は、物珍しく感じた。
だが、今は正直、あまり好きじゃない。
なんとなく、押し付けがましい気がしてならないのだ。
ということで、ちょっと用事を済ませ、嫌だ嫌だと思っていたからだろう。
モロに遅刻。
結局、ワイクルーの会場内には入らず、職員の方や、学生とおしゃべりをして時間が過ぎた。
「ワイクルーっていつから?」
「知らないです。物心ついた頃から当たり前のようにやっています」
「ムエタイがやっぱ起源なのかなあ?」
「知らないです」
…
うーん。
タイでは、ラーマ5世の治世に教育の普及が図られ、1921年に初等教育が義務教育化された。
また、1932年の立憲革命以後、教育のさらなる拡大が進んだという。
やはり、この頃にワイクルーの儀式も取り入れるようになったのであろうか。
先生の威厳を儀礼によって保とうとする…、というか儀礼があるから先生の威厳が生まれるのか。
ところで、先生に礼を示すこのような行事は、他の国でもよくみられる、一般的なものなのかなぁ。
少し気になるものである。
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