きっかけとしての日本語インタビュー試験。


「チェンマイ市内にある国立スアンドーク病院。 

そこの看護師さんたちが日本へ研修に行くための、日本語面接試験を担当した。…」


この始まりで書かれたのが、去年の1月9日だった。

あれからちょうど1年。

また、面接試験を担当した。



去年は10人だったが、今年はその倍近く。

試験は、なんだかんだで3時間かかった。


受験する看護師の方々のレベル差はかなりあった。

用意していた10個の質問に、ほぼ完璧にさらっと答える方もいれば、質問の意味の理解もままならず、答えも全て英語という方もいた。

勉強を始めたのは、1ヶ月前からとか、YouTubeでしか日本語に触れたことないとか、まあ様々である。

でもみなさん、緊張しながらも、真面目に頑張って答えようとしていたのが印象的だ。


「あまり勉強していなくて、自信がなくてもいいから、とりあえず試験を受けてみなさいと、推奨しているのです」

看護師の上司で、プロジェクトを担当されている方がおっしゃっていた。

「日本語のテストを受けて、日本人と話をして、モチベーションが高まったらいいなと思っているんですよ」


確かに上司の方がおっしゃった通り、一人の受験者の方が言っていた。

「今日からもっと真面目に勉強します。また、会いしましょう。その時は、もっと話せるようになっていたいと思います」(日本語ではなく、英語だ)


確かに、語学はモチベーションが大事だと思うので、試験はいいきっかけと言えそうである。

では、また来年。



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