今日は、カリキュラム運営に関わる教員たちに向けた学内セミナーに参加した。
教員たちは授業計画書や授業報告書はもちろん、学科全体での教員陣の成果なども細かく書いて国に提出しなくてはならない。
その報告書内では、成果ごとに点数がつけられて、学科のカリキュラムの合否も決められてしまう。
ということで、なるべく点数に結びつく成果を出すことが求められるのである。
セミナーをボーと聞いていると、なんだか複雑。
まあ、複雑だからこそ、いかにしてささっと、その報告書を仕上げるかということが大切になる訳で、その方法を共有するセミナーといえよう。
日本も同じだと思うがタイでも、教員たちは果たして誰が見ているのか、本当に意味があるのかもよくわからない報告書の作成や雑務に追われている。
それでいて、論文を書け書け、発表しろしろ、成果を出せ出せと圧力もかかる。
自分の論文を書く時間をいかに確保するか。
教員たちの模索は続く。
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