新科目、江戸時代の文化史。
後期が始まって、早くも2週間が経った。
今学期は、「文学史(近現代)」、「江戸時代の文化史」、そしてマイナー学生向けの日本語の3つを担当している。
「江戸時代の文化史」は、今学期から新たに開講した。
江戸時代における衣食住から、芸能、祭り、タイとの関係…など幅広く講義する予定である。
江戸時代の文化を知って、今の日本の文化を歴史的に考えられるようにしよう!というのが目的となっている。
それにしても、久しぶりの日本の史料。
かなり苦戦しつつ、かつて修士課程の頃に教わっていた青木美智男先生の授業を思いだしている。
「まさかチェンマイで自分が文化の授業をするなんて思いもよらなかったなあ」(当然、青木先生の内容とは雲泥の差がある)
「もう少し先生の授業をちゃんと聞いておけばよかったなあ」
…
思うところ、多い。
授業は少人数で、まあワイワイと行っている。
「江戸時代のお酒の話を聞いていたら、飲みたくなりましたよ、先生」
学生に言われた。
確かに。
今度、実体験としてお酒を見せ(飲み?)つつ授業してみたいところだが、大学でやったら無論、大目玉だろう。
危ない、危ない。
<関連記事>
・日本の中心がカラッポな構造と、タイ人学生への期待。
・ドナルド・キーン先生のご研究はチェンマイ大学生にも受け継がれているはず
・文学史、どんどんマニアックになる学生
・チェンマイ大学日本祭 初日。『古事記』のヤマトタケルの物語劇。
・チェンマイ大学ラグビー部 顧問
鼓舞のクリック、よろしくお願いいたします。
0 コメント:
コメントを投稿