中学からの親友は、中学時代に東京代表、そして高校日本代表、大学日本代表という、とんでもない経歴の持ち主。
大学卒業後プロに進んでからも、同じく日本代表としてサクラのユニフォームを着ていた。
僕は、彼と仲が良いことと、見た目がゴツいということで、「ラグビーをやってそうだ」とよく言われてきた。
だが、全くの素人だ。
また、近年、ラグビーで大活躍したある日本代表選手と顔が似ているとも言われる。
チェンマイ大に来ている日本人留学生からは
「次は○○丸 先生の授業」
なんて、言われていたようだ。
両親ですら、その有名選手がテレビCMなどに出るたびに「似てる〜」と笑っていたらしい。
だが、繰り返しになるが、実際は全くやったことがない、ズブの素人。
完全に見掛け倒しなのである。
そんなわたくし。
この度、チェンマイ大学ラグビー部の顧問になりました。
大学ラグビー部の顧問が、素人でいいのか。
なんとなくの見た目だけで、選ばれていないか。
不安だった。
しかし、正直言って好奇心がまさった。
「まあ、勉強すればいいか。人生、挑戦が大事」
そう思い、快諾。
単純な僕は、もうすっかり「スクールウォーズ」滝沢賢治の気分なのである。
今日、ラグビー部員の学科の女子に誘われて、練習を見に行ってみた。
広いグランドの芝生が気持ちいい。
ただ、部員は、買い物帰りにふらっと寄ったような、ジーンズ姿の男の子。
サンダルで練習している女の子。
少しマラソンをして、速攻でゴザに座って休憩している男の子。
そもそもマラソンには参加せず、ボーとみている男の子。
「走らないの?」
「ああ、僕はいいんで、いいんで」
なんでいいのかは、よくわからなかった。
スクールウォーズ的なワル感や熱血感は皆無。かなりの和気あいあいムードである。
犬も和やかさを引き立てる。
元日本代表の親友が見たら、半笑いだろう。
ただ、話によるとラグビー部員は100人近くいて、今日は主力となる農学部の学生が参加していないから、ゆるい練習とのこと。
農学部は強く、しかもかなりスパルタで行なっているらしい。
どれほどのものなのか、後日、楽しみである。
ちなみに、やはりみているだけでは面白くないことがわかった。
次回からは、ネクタイを脱ぎ捨て、動ける服装でグランドに行こうと、心に決めている。
そしたら…もしかしたら…ラグビーにかなりハマってしまって…
将来は、このブログも、
「熱血!ラグビー顧問 チェンマイ奮闘記」
みたいに、漢感満載のタイトルに変わってしまう可能性も、まあ、ないとは言いきれない。
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経験ないのにラグビー部の顧問てなんだか面白くなりそうですね。(^^)
返信削除たくさん部員がいて真剣に?(笑)やってる農学部の部員は何人なのでしょうね。
Ryotaさんも一度スクラムとか組んでみたらどうでしょう?
ダメダメ、吹っ飛ばされます、Ryotaさんもこれを機に体鍛えるとか?(笑)
ブログネタが増えそうですね、また楽しみにしてまーす。
コメント、ありがとうございます。
返信削除スクラム、組もうかと思っていますよー。笑
あと、タックルの練習とかしてみたいですね。
ただ、若者と同じことをしたら絶対に怪我をするので、まあ、ほどほどに、ですね!。