文学史、どんどんマニアックになる学生



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去年から、文学史の授業を担当している。

文学とはあまり縁のない男による、文学史講義。

僕の専門にすり寄せた、すなわち歴史や民俗学的な観点からになりがちなのは致し方ないだろう。


今年の学生は7人の女の子たち。

少人数だが、みなやる気に満ち、活気がある。


「先生、それはつまり、黄泉の国を意味しているわけですか?・・・・」

「先生、『竹取物語』でヒメが竹から生まれてくることの象徴性についてなんですが・・・」

講義を重ねるごとに、なんともマニアックな学生になってきた。


『古事記』を初め、古典にはかなりエロティックな部分が隠されていて、講義は傍から見たら、セクハラな授業にも聞こえないでもないだろう。

しかも、民俗学的な観点から見ていくと、なおさらだ。

しかし、女の子たちはまるでお構い無しに、がんがん意見を言ってくる。

頼もしい限りだ。



後期の授業が、先週から始まった。

本来なら中世から近世の文学を扱うが、前学期の『源氏物語』に関する講義ができなかったので、それからはじめている。

源氏の君とそれを取り巻く女性たちの人間模様、心模様。そして、もののあわれ。

学生たちはわーきゃー騒ぐ。

光源氏に腹をたてて、女性に同情してみたり、罪な関係と妊娠に「あれー」なんて騒いでみたり。

あーだこーだと意見を言って、議論し、吸収している。

いやはや、頼もしい学生たち。


僕も大いに勉強させてもらっている。





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