タイの教員の1年間における成果や活動の評価
チェンマイ大学の教員は、自分で1年間に得た成果や行った活動を全てオンライン上で記入し、提出しなくてはいけない。
(タイ人の教員は前期と後期、それぞれで年2回)
それが、細かい。
学術的か、学生のためか、地域のためか…
それぞれ項目があるので、それに従って記載する。
「何月何日、どこどこで、何をした。対象は学生で人数は何人。時間数は○○時間…」
といったものだ。
書いた論文も、仕事時間としてカウントされる。
なんのジャーナルか、本か、あるいは発表か。
そして、論文であれば何ページか…
などなど、細かく記載するのだ。
というわけで、全ての成果・活動につけるので、これがなかなか苦労する。
手帳とにらめっこになるのである。
今年は仕上げるのに、1日半かかった。
算出された仕事時間数は、1週間55時間ほどとなった。
1日7時間勤務で5日だから、週の合計35時間は最低必要。
ということで一応、今のところ、セーフである。
このあと、学科と学部両者から監査されることとなるのである。
我々は、タイムカードはない。
サインもしない。
だからついつい自由だー!授業以外は何もしなくていいー! なんて、勘違いしてしまう人もいる。
しかし、その自由に溺れると、仕事時間の不足、という事態に陥るのである。
その辺は当然、シビアだ。
<関連記事>
・学生の卒論発表。昔、先生に大激怒されたゼミ時代を思い出す。
・卒業生のためのHome Comingパーティー。そして、僕のためのお祝い、、、恐縮。
・学生たちの別れ
・ずっと心に…
・3年生とのサラブリー旅行
鼓舞のクリック、よろしくお願いいたします。
0 コメント:
コメントを投稿