レンボンガン島は、自然が豊か。
美しいサンゴ礁はもとより、マングローブの森もある。
島の3分の1を森がしめているらしい。
マングローブの森がある島の北側をバイクで走らせると、たくさんの人たちが客引きをしてくる。
「マングローブ、マングローブ」
そう言って、自分の店に呼ぼうとする。
店から手漕ぎのボートでマングローブの森を抜けるツアーがあるのだ。
そんな中、一台のバイクが僕らの横についた。
「マングローブ、フォローミー」
そう言って、スッと抜き去り、僕らの前についた。
彼は、なんども振り返る。
ちゃんと僕らがついてきているか、確認を怠らないのだ。
そして、時々速度を緩めて、横にくる。
バイク越しに、値段交渉をするのだ。
バイクでの営業。
まあ、マングローブは見たことないし、行ってみることに。
ボートが用意されていた。
バイクの営業マンは、僕らにグッドサインを送った。
なぜか、ダブルだ。
ボートの漕ぎ手は彼のお父さん。
どうやら、彼は営業専門らしい。
さて、マングローブの森をボートは静かに進む。
なかなかの美しさである。
実はマングローブの森をみるのは初めてだ。
途中、他の観光客ともすれ違い、笑顔で挨拶をする。
皆、陽気だ。
ボートに乗って、20ー30分くらいだろうか。
大自然のトンネルを抜ける、マングローブの森ツアーは終わった。
帰り道、バイクで走らせたら、営業マンが他の客を探して、バイクにのって待機しているのを見かけた。
観光客と見たら、きっとバイクで追いかけるのだろう。
「フォローミー」
今日も彼は元気に営業していることと思う。
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