ー 田辺繁治 ー
びっくりするくらい、著作や研究論文、翻訳が多い。
世界的に有名な先生だ。
密かに僕は「世界のタナベ」と呼んでいる。
田辺先生は、チェンマイ大学 日本研究センターにて修士課程の面倒をみていらっしゃる。
日本研究センターに関わる先生方にとって、知的・精神的支柱はまさに田辺先生だ。
優しい人柄ながらも、研究や知に対する姿勢は厳しい。
目の光というか、力というか。
とんでもないものがある。
ただ、もう間もなく、日本にご帰国される。
先生と仕事をご一緒できて本当によかった。
僕にとって、人生の財産になったと思う。
3月30日、日本研究センターでは「私がみたチェンマイの50年」と題した先生のご講演が行われる。
50年もチェンマイに関わって、ご研究をされてきた先生のお話。
とても楽しみだが、それで日本に帰られてしまうのかと思うと、寂しさも大きい。
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