午後、タイの山地部の森で採れる茶葉の旨味に、魅了された。
モンスーンティは落ち着いた店だ。
西洋人のオーナが話しかけてきて、店のこと、お茶のことを教えてくれた。
タイ北部の山岳部では、森の中から茶葉を採って食べるという伝統がある。
そこでは森林を伐採して、茶畑を作り、茶葉を育てる、という方法はとらない。
あくまでも、自然からの恵として、環境に従って森に育つ茶葉を採っているのだ。
環境に配慮した茶葉の生産を目指すオーナーは、そこに大きな感銘を受けたらしい。
それで、チェンマイの山地部の茶葉を、モンスーンティで提供しているのだ。
森の中からとられた茶葉のお茶は、香り高く正直驚いた。
ワイングラスで飲むのも、洗練。
オーナーとその友人は絵になりすぎている。
どう見ても、ワイン片手に語り合うムードだ。
明日から仕事場にワイングラスを持っていって飲もうかなと本気で思っている。
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