僕の父は異国に訪れた際には、その国の競馬場に行ってみることが多い。
ということで、父とふたりでチェンマイの競馬場に行ってみた。
午前中。人はまばらだ。
だが、もうすでに酒盛りをしているお客さんもいる。
ウイスキーを傾けながら、馬の出走を今か今かと待っているのだ。
新聞を血走った目で見ているおっさんがいて、やはり独特のムードである。
僕らも、とりあえず競馬新聞を購入。
なんとか読みといて、馬券を買ってみようとするが、父によると、新聞の情報量はかなり少なく、予想云々ではないらしい。
ということで、フィーリング勝負となった。
席はVIP。
100バーツでVIPの部屋に入れるのだ。
まあ、VIPといっても、室内にエアコンがあるというくらいだが。
ビールを傾けつつ、予想にはいる。
いや、フィーリングを研ぎ澄ます。
ただ、ビールを飲んでいるのだ。
つまみは欲しい。
ということで外に出たら、ちょうど次の出走馬たちが僕の目の前を横切った。
その中の一頭の馬と目があった。
馬は「俺に任せろ」と物語ったことを僕は見逃さなかった。
で、それを中心に購入。
見事に的中。
5倍くらいになったのである。
チェンマイの競馬。地元感満載で、割と面白い。
パドックも、ムードがある。
ネックは、レースとレースの間が妙に長いこと。
1時間近く待つこともあるのだ。
よって、何か仕事的な作業をしながら、その合間に競馬をみるというスタイルがおすすめである。
カフェ的感覚で、ってことだ。
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