スコータイのサンカローク陶器博物館のよさ。
スコータイには、サンカローク陶器博物館がある。
サンカローク焼きを中心とした陶器が数多く展示されているのだ。
サンカローク焼きは日本にも伝わり、すんころく(宋胡禄)と呼ばれた。
茶器として珍重され、江戸時代の番付にも出てくるほどである。
スコータイから、チャオプラヤー川を下ってアユタヤーを超え、海を渡って日本へ。
なんともロマンがあるではないか。
さて、博物館内。
正直あまり期待していなかったが、これがすこぶる面白い。
かなり、貴重と思われる焼き物が並べられている。
また、日本語解説本がよい。
かなり細かく記されていて、それを読みながらじっくりと陶器を見てまわっていたら、半日はかかるであろう。
ただ、我々以外、お客さんがいなかったために、館内エアコンがオフ。
頭がボーとしてきて、後半は展示どころではなくなったのが、残念ではあった。
とはいえ、展示物や解説はよかったのである。
まあ、またいずれ。
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