思い出深い、カオサン通り。
初めてタイに来たのは、20歳くらいの頃だった。
古いドンムアン空港に降り立ち、外にでると、モアッとした空気に包まれた。
当時はタバコを吸っていて、とりあえず空港で一服。
そして、バスに乗り込み、カオサンへ向かったものだ。
あの頃、何かの雑誌の表紙に「とりあえずカオサン」って書いてあって、僕もその1人だった。
(まあ、バックパッカーのような「ストイックな旅」ではなく、ただただ旅行だったが…)
カオサン通りは、タイのパワーが凝縮された感じで、圧倒された。
全てが力強く、新鮮で、まぶしかった。
豚の串を買って、ビールを飲む。
「遠い異国に来たんだ」
心から感じた。
とにかく楽しくて仕方なかった。
今も色鮮やかに、思い出される。
そんなカオサン通り。
今回の出張では、歩いて20分くらいのところに滞在したので、仕事終わりに付近まで歩いて行ってみた。
あの頃よりもおしゃれな感じになっていたけど、相変わらず活気はあった。
あの頃と同じ気持ちになったかどうか、それはわからない。
でも、やはり悪くない、と思った。
今回は店に入ってお酒を飲んだりはしなかったが、それでも遠い昔を思い出した。
20歳の頃。
あれから、あっという間の20年。
まさか出張で来るなんて、考えもしなかったなあ。
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