我が家についにやってきた



僕は体が比較的大きい。

そして、肩幅に至っては、人並みはずれている。

ので、見た目は割とイカつく、健康そのものだ。


しかし、実は虚弱体質気味で、よく風邪をひく。

まあ、風邪をひくこと自体は、野口晴哉『風邪の効用』にあるように、別に悪いことではないと僕は信じている。


野口氏は、体というのは「風邪を経過」することで、おのずから改まるとしている。

自分の体が周りの環境とどのように付き合うのか、ということを知る機会として、風邪をひくことは必要だという。

詳しくは野口氏の本を読んでいただきたいところだが、僕はこれはいい考え方だと思っている。

風邪は、病気という危険へ向き合う技術であり、いわば訓練の一つであるとして、肯定的に捉えているのだ。

だから、風邪をひくのはきついことだが、大きな問題とは思っていない。


だが、ちと堪え難いことがある。

それは、チェンマイの大気汚染だ。

僕は子供の頃から喘息をもっている。

これも水泳をしたりして、大人になった今、特に問題ないレベルになった。

しかし、チェンマイのこれから数ヶ月間の空気はPM2.5が発生して、喘息を誘発するのだ。


チェンマイでPM2.5が発生するのは、2・3月くらい。

野焼き、ディーゼルガソリン車や車両・バイクの排気ガス、産業施設からの有毒物質などによる煙害である。

この期間は、ドイステープの山が見えなくなるほどに、白く靄がかかるのだ。



今年もその季節が近づいてきた。

しかも、先日も書いた通り喉が痛い日が続いている。

それが悪化し、少し喘息気味でもある。


ということで・・・



空気清浄機を買った。

どれくらい効果があるかはわからないが、電気屋さんの定員が勧めた一番いいもの。

ある程度は効果があると踏んでいる。


心なしか、部屋の空気が澄んで見えはじめている。






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