学生とのソンクラーン



9連休の7日目。

ソンクラーンということで、学生と水遊びに興じた。


現在の3年生たちと、である。




一応、「郷土研究」の授業として、ロッブリーの遺跡を学生に案内させた後の、水遊び。

炎天下のなか、けっこう歩いたので、水遊びは気持ちがいい。


普段は静かなロッブリーも、ソンクラーンともなると、混沌となる。



みなで、愉快に水を掛け合う。

ディンソーポーン(実はロッブリー名物)を水に溶かし、それを顔に塗って、遊ぶ。


実は、夕方はロッブリーのモーン族の村の祭りを学生に案内してもらうことになっていたのだが(これも郷土研究の授業)、学生はまるで移動しようとしない。

すっかり水遊びのとりこだ。


かくいう僕も、基本、適当な性格なので、ついついビールでご陽気になってしまう。




ということで、夜になってモーンの村へ移動。

歩くのも大変なほど、人でごった返している。



「すげえな」

何度、口にしたかわからない。


やっとのおもいで、目当てのモーン族の村についた。

しかし、もうすっかり祭りのあと。

ステージで歌のサービスだけが行われていた。



なぜか、僕らもみなで、ステージ上で踊った。



モーンの人と少し話をして、なぜかご飯を少しご馳走になった。

そのあと、学生がモーンの寺を案内したが、まあ、授業というよりも完全な遊びだったことは否めない1日であった。


ところで、昔ブログで記事にした、経済的事情から仕方なく学校をやめた双子の姉妹もきた。

彼女たちは、お金の問題をなんとかクリアし、今、同じ大学の別の学科で勉強している。

学年1・2位だった彼女たちも、すっかり日本語を忘れていた。

でも、学校をやめたあの日、涙を流しながら精一杯笑っていた2人と、こうして一緒に楽しめたことは、なんだか嬉しかった。







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