ラオスの長距離バスでの、孤独な戦いについて記そう。



今回僕は、ビエンチャンからルアンパバーンへ、長距離バスを利用してみた。

バンコクからタイーラオスの国境ノンカイまではVIPを利用し、その快適さを満喫したことで味をしめた、といってしまえばそれまでかもしれない。

そんな快適な旅をどこかで期待していたのだ。



ところがどっこい、どうやら僕はラオスをなめていたようだ。



VIPとは名ばかり。外見はそれなりに立派でも、内部はお世辞にも綺麗とは言いがたい。

トイレもない。

妙な匂いも漂う。

どういった意味でのVIPなのだろうか。



で、席も半端ない狭さだ。

一番前に座していたのだが、普通に座っていてもひざがつかえてしまう。浅く座ろうものなら、ひざが痛くて悲鳴をあげ、変な方向に向かわざるを得ない。



また、それだけでも十分に過酷なのに、隣に座った小さい中華系ラオス男が妙に勝ち気。

中華系ラオス男はどうやらグループで来ていた。そのため、大勢で来ているという安心感が気を大きくさせたのだろうか。

あるいは純粋に中華性か。

はっきりとした理由は定かではないが、妙に勝ち気に足を広げる。中華系ラオス男の足は明らかに、僕のテリトリーに侵入しているのだ。

そのため、自然とこっちは足を狭めざるを得ない。



とはいえ、ルアンパバーンまでは10時間以上の旅路。そんな勝ち気な中華系ラオス男にテリトリーを侵略されっぱなしでいるわけにはいかない。下手すれば、足をつってしまう。バスの中で足をつる男、というのは滑稽に過ぎる。

そう考えた僕は足を広げ、自分のテリトリーを取り戻す作戦にでる。



バスの揺れにあわせて徐々に広げる足。

次第に強く触れ合う、モモとモモ。そして、膝と膝。相当に気持ち悪い。

早く気づけ!いや、頼む。気づいてくれ!

「しまった。ここは彼のテリトリーだった。僕はいつの間に彼のテリトリーに侵入していたようだ。これはいかん、いかん」と。



しかし、その中華系ラオス人は一切気づくそぶりをみせない。男同士のモモ、および膝のふれあいをも、なんとも思っていないようだ。

次第に、いらだってきた。



しかも、である。

中華系ラオス男は、座席前方にある台の上に、突然、荷物をドカッと置いた。台の上にもともとあったごみを僕のほうに押しのけて、だ。

その荷物は明らかに僕のテリトリー内も侵犯していた。



ビエンチャンールアンパバーンの道のりは、90%が山道で悪路。

がたがたと揺れたり、くねくねと道が曲がるたびに、その荷物が右往左往する。



僕は荷物が落ちるのではないかと、要らぬ心配をしてしまい、気が気でない。

ついつい、荷物の行方を目で追ってしまう。

人の領域を犯すような男のかばんなのだから放っておけばよいのだが、内心、「かばんの中に壊れやすいもの入っていないだろうか?」などと考えてしまう自分が情けない。

しかも、中華系ラオス男はそんな僕の気遣い知るよしも無く、お構い無しでグループの連中と中国語で話したり、眠ってみたりしている。



右往左往する荷物。その行方を追う僕。おしゃべりに興じる中華系ラオス男・・・

いやはや。一人で妙に気苦労している日本人の姿が、そこにある。



そんなわけで僕は、仕方なく足を狭め、かつなるべく荷物の事を気にしないようにしてバスの道のりを過ごした。

道はがたがたで、無理して寝ている間に何度も、何度も窓に頭をぶつけた。

縮こまっていることもあり、熟睡できない。過酷な道のり。



すっかり夜明けを迎えたルアンパバーンに到着したのは、出発して11時間以上が経過したときだった。

到着したとき、隣の中華系ラオス男は、友人に向かって言った。

「いやぁ、全然熟睡できなかった・・・」



「なっ!?」

それが、このときの僕の気持ちである。



宿に入ってすぐ、シャワーを浴びた。

頭にたんこぶがあった。何年ぶりだろう、たんこぶなんて・・・なんだか悲しくなった。



帰りは、飛行機を利用したことは想像に難くないはず、である。





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数年ぶりに訪れたラオス。

いろいろと変わった部分もあるようだ。

それでも、メコンの雄大さだけは何も変わっちゃいない。

夕焼けをバックにしたメコンの風光には、いつも心を奪われる。



写真は、ビエンチャンでのメコンの眺めだ。

金曜ロードショーのオープニングのような黄昏っぷりを見せつける彼を、僕は誰だかは知らないが、きっと彼もまたメコンの流れに心を奪われているのだろう。




で、ビエンチャンから上流に400kmほどさかのぼったところに位置する、ルアンパバーン。

かつては、ラーンサーン王国の中心地だった。

今は、街全体が世界遺産として認定され、多くの観光客を集める。



僕は、今回初めてルアンパバーンに訪れたが、地域の人々が、メコン川とともに歩んできた歴史を感じずにはいられない。

街に現存する寺の多くで、奉納された龍や船が見受けられる。





メコンに棲まう神を信奉する地域の歴史が表象されている。


地域住民の生活は、メコンの水に依存し、そして、時には洪水の大被害に見舞われたはずだ。

メコンの恩恵と脅威を受けて、この地域の歴史がはぐくまれてきたのである。



メコンの雄大な河の流れを見ていると、「なんか、なんでもいいや」という気になる。

地域の人々のゆったりとした動きは、そんな気持ちが表現されたものかもしれない。

悠久の自然は、地域や人々の気風を決定付ける、ということを再認識させられる雄大なメコンの流れである。



ちなみに、写真は、ルアンパバーンのプーシーの丘から眺めたメコンである。

丘から見える景色は、絶景かな。


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ラオスとの国境に位置するノンカイ県。

ラオスに向かう途中、トゥクトゥクの兄ちゃんを撮ったら、ちと、不思議な写真になった。



いったい、運転手の右肩口に写っているタンクトのおっちゃんは、どこにいる人なのだろうか。


当初はバックミラーに写りこんでいるのかと思ったが、どうやら違う模様だ。


ピックアップの後ろに乗っているのか?

うーん。妙に姿勢がいいな。武士のようだ。

まぁ、その割には肌け過ぎか。


うーん。

ラオスのルアンパバーンにて、西洋人だらけのカフェで今、これまでの写真を見直していて、思っているしだいである。



ま、きっと、ピックアップの後ろに、姿勢をただして、朝の風を浴びながら、進行方向をキリリと見つめる、タンクトのおっちゃんなのだろう、な。

結論は。



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タイの長距離バスで、「この仕組みはいるか?」といつも思うことについて書いておこう。



北バスターミナルでバス乗り遅れるという最悪の事態になりつつも、僕はなんとか無事にラオスに向かった。

バスは走り出して、10分もしないうちに消灯となった。

皆、眠りにつきはじめる。

スヤスヤだ。

僕もくりぃむしちゅーのポッドキャストを聞きながら、ご他聞にもれず眠りにつくことに。

VIPだけあって、座席数も極端に少なく(3シート8列)、いつものバス車内での睡眠よりも快適な眠りが訪れた。

スヤスヤだ。



しかし、深夜12時半。

突然、車内に電気が灯される。闇を切り裂く強烈な光。

車内がパーと明るくなったことで、皆、キョロキョロしはじめる。

僕もご他聞にもれず、キョロつく。




「休憩でーす!20分間でーす。ご飯の時間でーす!」

車内にこだまする、バスガイドの声。



そう、これは長距離バスではおなじみの光景。夜も深くなるこの時間帯に、なぜか食事をさせるのだ。

でも、いつも思う。

この時間帯の食事休憩はいるか?

別に受験生じゃないんだし。

まぁ、それでも無料ということで、なんだかんだ言っていつもきちんと食べる僕は、一貫的主張にかけているといえば、それまでだが。



ちなみに今回の休憩所は、初めて来たところだったが(バス会社によって休憩所は異なるのだ)、なかなか綺麗な施設だった。





まぁ、便所の男性用を指し示す写真が、タイ東北部のイメージとはかけ離れてはいたが、そこは言いっこなしだ。



そして、そんな男前の写真近くにいたこのタイ人。なんか全体的に凄いことになってたから、写真におさめておいた。



見ず知らずの異国人に、こんな風に写真に撮られたとは、彼は夢にも思っていないはずだ。


     
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20時30分 バンコク発ノーンカイ行き。VIP長距離バス。

今回、これに大きく乗り遅れてしまった。人生初の経験である。

でも、実はなんとか無事、時間通りにラオスのビエンチャンについているという事実もある。




ビクトリーモニュメント(戦勝記念塔)のアパートを出たのは、19時過ぎだった。

バスターミナルのモーチットマイまでは、何事も無ければ30分ほどの道のり。1時間以上も前に出れば十分のはずと目論んでいた。

それに、長距離バスは、定刻どおりに出発することはまずない。必ず、10分以上、下手すれば1時間も遅れて出発することがあるものだ。

というわけで、乗り遅れるとは思いもよらなかった。



バスターミナルへと向かうタクシーがまったく動かなくなったのは、ターミナルまであと数キロ、チャトゥチャック付近である。

大雨も降りだす。

車はうんともすんとも動かない。

とはいえ、あと出発の時間まで45分以上。それまでには着くだろうと考えた僕は、バンコクの渋滞事情を甘くみすぎていたのか。あるいは、普段チャリにしか乗らない僕の想像力の限界か。



ということで、ふと気づけば、出発まであと10分。30分前にいたところから、数百メートルしか進んでいない。

長距離バスは定刻どおりに出発することはまずないとはいえ、やはりソワソワする。

VIPのバスチケットである。値段も安くは無いのだ。なんとかしなくては。

すぐにチケットを取り出し、電話をかける。


「渋滞がひどくて、遅れそうなんだけど」

「ここじゃなくて、○○○ー○○○○に電話して」


たらい回しにあう。

そうこうしているうちに、時間は20時40分。これは、まずい。



「分かりました。伝えておきます」

たらい回しの末の電話で、こんな返事が返ってきた。

タイ人の「伝えておく」にどれほどの信憑性があるかは分からないが、これでとりあえず安心する。



それにしても車は一切動かない。しかし、大雨の中、重い荷物を抱えて走るまでの持久性と根性を、僕は持ち合わせていない。

すると、神の助けのようにバイクタクシーの姿を見つけた。タクシーを飛び降りて、バイクの後ろに乗り込む。


「バスターミナルまで、ダッシュでお願い」

「了解!」

心地よい即答どおり、バイタクの兄ちゃんは、すっかり川と化した大渋滞の道をジャバジャバと突き進んでいく。

すっかり、ビチョビチョだ。でも、そんなこと言ってられない。



20時50分。バスターミナルに到着。99番にノーンカイ行きのバスがあるはず。しかし、見当たらない。

「ノーンカイ行きのVIPは行っちゃった?」

「行ったよ」

愕然とする。

「出発したけど、あの先にいるバスに乗り込め!急げ、急げ!」

僕は雨の中、荷物を抱えてひた走った。夜のバスターミナルの光は綺麗だ、などと考える余裕はそこにはない。



おっちゃんの指定したバスに乗り込む。でも、行き先が明らかに違う。

本当にこれでいいのか?と思いつつ、チケットを提示。

これでいいらしい。どうやら、途中ランシットで降りて、後からやってくるVIPを待ち、乗り換えるそうなのだ。

先に行ってしまったVIPバスを必ず抜き去るという自信は、果たしてどこから来るのかと不安に思いながら、僕は黙って窓の外を眺めていた。



いやぁ、恐れ入った。

車窓から、僕の乗る予定だったVIPを見かけた、と思ったときには、もうサーと抜き去っていったのだ。



というわけで、ランシットで僕は無事にVIPの心地よいバスに乗り込むことに成功したのである。VIPまでの道のりは長かったわけだ。



教訓。

バンコクの渋滞は半端ない。でも、タイ式で行くと、乗り遅れても意外となんとかなる!


     
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久しぶりに、タイの泣けるCM紹介である。

泣かせてくれるCMといえば、やはりタイ生命保険のものだろう。

”合唱編””時間編””トーイお母さん編””マイガール編””チウおじいさん編”に続き、今回は、”人生編”を紹介する。


これも相当泣ける。いや、号泣だ。





女性は医師に、予定日よりも早い時期の出産を願い出る。

旦那が病気のため、彼女と旦那、そして生まれてくる子供の、3人のための時間は残りわずかなのである。


子供を無事出産した女性は、産後2時間で赤ん坊を抱いて病室を抜け出し、旦那の下へと向かう。

すでに旦那は脳死状態に近づいていた。


それでも、父のもとに寄り添うことができた赤ん坊。

赤ん坊の手は、しっかりと父親の指を握りしめた。

そっと涙を流す父親。



ナレーションは語る。

「私たちは人生を送る中で”なぜ生まれたのか?なんのために生まれたのか?”などと多くの疑問を感じる。

すべてに答える必要は無い。

ただ一つ。”誰のために生きるか”ということだけだ」



そして、最後に父親がビデオレターで、未来の子供に語りかける。

「息子よ。お母さんの面倒をよくみろよ。いいな。お母さんをたくさん、たくさん愛せよ。お父さんも、お母さんをたくさん、たくさん愛している・・・。お父さんは、本当にお母さんを愛している・・・。いいな、お母さんの面倒をよくみろよ・・・」



いやはや、なんというCMを作るのだろうか。

生命保険というのは、あまり好きじゃないけど、タイ生命保険のCMはいつも良すぎだ。



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Bodyslamのヴォーカル、トゥーン君に出会って少しだけ(本当に少し)話したことは、前回の投稿のとおりだ。

そして、前回、最後に触れた、僕が今はまっているBodyslamの曲、”คิดฮอดキットホート(恋しい)”。

モーラム歌手シリポンとのコラボで、歌もさることながら、映像がかなりかっこいい。





タイ東北部イサーンの象徴としてのシリポンのモーラムと、タイ中央部を象徴するボディスラムのロックの融合は、現代タイが抱える対立構造を無くそうという意思のあらわれかもしれないなぁ。分からんけど。

そして、最後には、雨の中で皆一体となって踊り狂う。

いやぁ、しびれるね。

で、歌詞はこんな感じである。(直訳するとあまりに意味が通らないところがあるので、そのへんは雰囲気です)

※シリポンのパートは、斜体文字。



    คิดฮอด
    恋しい


คล้ายจันทราที่อับแสง ล้านดวงดาวมืดมน
不透明な月のように 百万の星が暗くて見えない

คล้ายดังคนเริ่มหมดไฟ
光を失った人のように

วันที่อาทิตย์ร้อนแรงลาจากฟ้า และไม่เคยหวนกลับ
熱き太陽が空から沈み 二度と昇ることがなったなら

ใครคนนี้เหมือนไม่อยากหายใจ
呼吸をしたくないような気持ちになる


โลกใบเดิมที่สดใส ไม่เคยเป็นเหมือนเก่า
世界のすばらしさを かつてのように感じなくなり 

ฤดูกาลพลันเปลี่ยนแปร
時季は移り変わり

ไม่มีอีกฝน ฟ้าคราม งามดอกสวย ไม้งามแห้งเหี่ยว
雨や紺碧の空、美しき花、しおれる花に対する思いも起きない

ขาดความรักไร้กำลังหัวใจ
愛が欠けて 心のすべてが失せてしまう



เป็นจั๋งได๋น้อความฮัก เป็นจั๋งได๋น้อความฮัก
愛はどうなったの? 私に対する思いはどうなったの?

ที่เคยหอมเคยกอด คิดฮอดแล้วหนาวหัวใจ
キスや抱き合った過去 恋しく思う 心が痛い

สัญญาไว้ สิมาหมั่นมาหมาย
一緒になると約束した

ไหลผ่านปานขี่ฝ่าลืมฟ้าแล้วบ่น้อ
そんな言葉は雲のように流れ、忘れてしまったの?

บอกให้คอยยังจำได้บ่ คำสัญญายังจำได้บ่
待っててくれといったこと覚えてる? 約束の言葉を覚えてる?

เหงาส่ำได๋บ่ท้อ เก็บใจถ่าบ่ถอย
どんなにさびしくても待つわ いつまでも心に決めて

คิดฮอดเด้อ ความฮักแท้ป่านนี้อยู่ไส
恋しいのよ 本当の愛はいずこへ




และยังคิดถึงเธอนะ ชีวิตที่มีเธอ
今でも恋しく思っているさ あなたがそばにいたとき

วันคืนเหล่านั้นช่างมีความหมาย
あのときこそが意味ある日々

วอนท้องทะเล ขอบฟ้าแสนไกล
広大な海・空よ 

บอกเธอได้ไหม ยังคอย
あなたに伝えてくれ 今でも待っていると



คล้ายเธอลืมไปหมดแล้ว คำสัญญาวันเก่า
あなたはかつて約束した言葉を忘れてしまったかのようだ

ว่าไม่นานคงกลับมา
きっとすぐに帰ってくる 

ต่อให้อีกหมื่นฟ้าไกล กางกั้นไว้
広大な空は 愛をさえぎることはない

รักยังเหมือนเก่า ความคิดถึงไม่เคยจางหายไป
昔のように愛している かつての思いは消えることはない



เป็นจั๋งได๋แล้วน้อความฮัก เป็นจั๋งได๋แล้วน้อความฮัก
愛はどうなったの? 私に対する思いはどうなったの?

ที่เคยฝังเคยฝาก ฮอยจูบไว้ในหัวใจ
心に焼きつくあなたの言葉

ยามเฮาไกลแล้วยังจำได้บ่
遠く離れていても覚えている?

เห็นดาวยังพ่อหน้ากันอยู่บ่ห่าง
星を見てあなたの顔を思う 心から離れてはいない

ฟ้าข้างบนเปลี่ยนสีทุกวัน
空の色は日々変わる

สัญญามั่น คงจำขึ้นใจ
約束の言葉は 胸に刻まれている

เก็บคำว่าฮักไว้ ถ่าคนไกลบ่น้อ
あなたの愛の言葉は、遠くの人に向けられたのかな?

คิดฮอดเด้อ ความฮักแท้ป่านนี้เป็นจั๋งได๋
恋しいのよ 本当の愛とはなんだろう




และยังคิดถึงเธอนะ วันนี้ไม่มีเธอ
今でも恋しく思っているさ 今日あなたはそばにいない

เหตุใดโลกนี้ช่างดูโหดร้าย
世界はどうしてこうも冷酷なのだろう

สุดท้องทะเล ขอบฟ้าแสนไกล
広大な海・空よ

กลับมาได้ไหม ยังคอย
戻ってきてくれ 俺はまだ待っている


พรุ่งนี้ต้องเดินต่อไป แม้เพียงลำพัง
明日も歩いていかなくてはいけない 自分自身で

ชีวิตจะเป็นอย่างไร ขอเพียงความหวัง
人生がどうであろうと この希望だけを願う

โลกยังรอให้เธอช่วยเป็นพลัง
世界はまだ待ってくれる 力となるあなたを

แต่งเติมฝันให้ชีวิตงดงามด้วยความรัก
想像してくれ 愛とともにある美しき人生を


และยังคิดถึงเธอนะ วันนี้ไม่มีเธอ
今でも恋しく思っているさ 今日あなたはそばにいない

เหตุใดโลกนี้ช่างดูโหดร้าย
世界はどうしてこうも冷酷なのだろう

สุดท้องทะเล ขอบฟ้าแสนไกล
広大な海・空よ

กลับมาได้ไหม ยังคอย
戻ってきてくれ 俺はまだ待っている

กลับมาได้ไหม ยังคอย
戻ってきてくれ 俺はまだ待っている

และยังคิดถึงเพียงเธอ
あなただけを今も愛しく思っている



ちなみに、これ。

当然のことながらタイ東北部でも大人気とか。

イサーンの人々が、老若男女問わず、ノリノリで踊る様が目に浮かぶよう、である。


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僕は、タイのロックバンド、Bodyslamが大好きだ。



友人にBodyslamのライブに行かないかと誘われた。(友人は生粋のボディスラムファン。ライブに行った回数数え切れず)

久しく彼らのライブを見てなかったし、新しいアルバム「クラーム」も出ていることなので、僕は行くことにした。シリポンとのコラボ、「คิดฮอดキットホート(恋しい)」は最近のお気に入りで、これも聞けるかもしれないという淡い期待を抱いていた。



しかし、ライブの始まる深夜、会場に到着し2人で店内に入ると、べらぼうに高い酒を頼むことが絶対条件だと、店員に勝ち気に言われた。

生粋のファンである友人も、そんなバカ高い値段を払うことがライブを見る条件、という会場にはいまだ出くわしたことがなかったらしく、驚き。

そこまでして見なくていいか、という結論に達し2人、トボトボと店を出た。

(金のないやつは店から出ろ、といわんばかりの店員の顔が今も頭をかすめる)



ところが、そこで思いもよらぬ展開に。

ライブを控えて会場に到着したボディスラムのメンバーと、偶然に出くわしたのだ。



最初に目の前にいたのは、ギター(ロン毛)とドラム(キャップ)の2人。

で、僕はちょうど目の前に来たドラム(キャップ)の人に、握手を願った。

彼は笑顔で握手に応じてくれる、優しき人だった。

(ちなみに、このときメンバーの存在に気づいて、ファンが彼らを取り囲むといった事態には一切なっていない。メンバーに気づいてる人も、ミーハー性を出さないのだ。それだけライブを見に来ている人たちはハイソだったのか?)



ドラマーとの握手で、適度な興奮状態にいると、今度はボーカルのトゥーン君が。

彼は、自身の車のドアーを開けて、何か探し物をしているではないか。(何かはいまだに謎)

真っ黒のスポーツカーだ。


で、探し物を終えて(何かは不明)、僕の前を横切ったトゥーン君。

「トゥーンさん。かっこいい車だね!」

「日本の車だよ!」


突然のわけの分からない日本人からの呼びかけに、笑顔で即答してくれた。

これまた優しい人だ。(僕は単純なのだ)



しかも、何を隠そう。実は彼と話すのは2度目だ。

まぁ、1度目の会話を彼が覚えているかどうかは別として、2度目なのだ。

1度目も、とてもやさしく話してくれたことを記憶している。



ということで、ライブこそ見れなかったものの、うれしい思いと、彼らの人柄の良さを再認識したのであった。

「คิดฮอดキットホート」が聞けなかったのはやはり残念だったが、まぁ、良しとしよう。



キットホートの曲の映像と、歌詞の日本語訳は、次の投稿で・・・



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ここ最近、バンコクは雨がしとしと降り続いてます。


今日、日本に住む親友が、WORLD DOWNTOWNの”俺のほうがすごいぞコンテスト”の映像アドレスを送信してきた。







ワールドダウンタウンは好きな番組なので、もう何度も見たことがあるシーンだったが、それでも思う。

ああ、いい映像だなぁ。

単純に面白い、のもそうなのだが、それよりも、なんだかこのレストランが、突っ込みどころ満載なタイの雰囲気を端的に示す縮図に思えたからだ。


大声を出す男や、歯磨き粉一気飲み(食い?)する男。

コーラや水を一気飲みするのに、なぜか最初から蓋を開けておかない2人。

そして、いざ呑んでみても、速度は遅いは、ゴボゴボこぼしているは・・・

もう、日本人の我々から見れば、突っ込みどころ満載だ。

それでも、皆楽しく愉快に笑いあう空間。

タイの空気感が、ここに凝縮されている。



タイに長く住んでいると、タイでの生活が日常化する。

すると、ついつい日本人とは違うタイ人の行動に、イラッとくるときがある。たとえそれが、些細なことであってもだ。(いや、むしろ些細なことのほうが、目に付くのかもしれない)

昔は新鮮に思えていたこと、あるいはワールドダウンタウンのように、笑って突っ込めたようなことが、最近は、軽い苛立ちへと変わることもあるのだ。

いかん、いかん。

ここは日本とは違う。だから慣習や文化、考え方はある程度違って当然。

僕は、郷に入れてもらってる存在。そのことは、忘れちゃいけないなぁ。



それにしても、何年も異国にいると、どうも不思議な感覚を覚える。


僕は、すでにタイにおいては、旅行者ではない。

だから、たとえば小林紀晴などの旅人の著作を読むと、「いいなぁ、タイって」と旅人の視点でタイに魅力を覚え、実際に自分が住んでいるタイとは別次元のような感覚になる。

旅人と居住者の視点や感じ方は、やはり違う。


かといって、僕は現地の人かといわれれば、それは無論違う。

やはり日本人として振舞っているだろうし(意識する、しないにかかわらず)、タイ人からも日本人として見られている。


うーん。なんだろうか。変な存在である。

でも、存在なんてものは結局のところ、自分で決めることではない気がするので、そんなのはどっちでもいいや。

ただ思うのは、ワールドダウンタウンの映像のように、何事に対しても、笑って突っ込んでいるくらいのおおらかな気持ちを忘れないように心がけなきゃ、ってことである。

そんな気持ちにさせてくれた、ワールドダウンタウン”俺のほうがすごいぞコンテスト”とその映像を送ってくれた親友であった。


今も雨は降り続いてます。





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何かと心地のよい、日曜の午前。

宝くじをぶらぶら見ながら(理由がある!)「せっかくの日曜日だ。何かいつもと違うところで飯を食おうかなぁ」と思いたった。



すると、目の前で、ミニバンを待つ短めの列。行き先は”ランシット”とある。

せっかくの休日だ。行ってみるか。

ふらっとその列に並び、2~3分ほどで現れたミニバンに乗り込んだ。



ランシットは、バンコクのアヌサワリーから北へ20~30分ほどの距離のところにある。ドンムアン空港の先だ。

タイ東北部イサーン地方や北部に行くとき、通過してはいるのだが、実際に降り立ったことがなかった。結構大きそうなその街が、いつも、気になっていた。


それに、ランシットには水上マーケットがあると聞いたこともある。

水上マーケットは、タイ観光の目玉の一つだが、実のところ僕は一度も見たことがなかった。

ミニバンの中で、期待に胸が膨らむ。



だが結論からいうと、ちょっと拍子抜けする光景だった。

のんびりとした川に、小船を浮かべたおばちゃんたちが、これまたのんびりと商品を売ってまわる。そんな絵を想像していたのだが、まったく見ることができなかった。

川の上にいくつもか店が建てられていて、川を見ながらメシを食べる、といった趣旨だったのである。


ちょっと、残念ではあったが、ただ、めしは妙に美味かった。

食したのは、クエイティアオ(タイ風ラーメン)の小と、パッタイ(タイ風焼きそば)。


クエイティアオを作るおばちゃんは、船上。


器が妙にかわいらしかった。


味もよい。



パッタイは、卵で包まれていた。


いわば、オムライスの麺版。ちょっと甘めな味付けで美味。



作っているおっちゃんも職人的で、渋い。



というわけで、麺の食い倒れであった。


片道30分のちょっとした昼めし旅行。

見ず知らずの土地に行くことの高揚感はやはりいいもんである。

でも、今度はいわゆるザ・水上マーケットに行ってみよう。この車に描かれている絵のような。



ちなみにこの車、船上で飯を食う人たちのための、トイレである。


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とある本のコピーを、お気に入りのスキャナーで読み取っていた、30日の深夜1時。

外で突然、ドカーン! という音が、鳴り響いた。

なんだ、なんだ?爆発か?




思い出したのは、”男はつらいよ 寅次郎頑張れ! ”の回で、中村雅俊さん扮する通称ワット君が、下宿先であるとらやの2階で、ガス自殺を図って、爆発させたシーンだ。

「なんだ、なんだ!?空襲か!?」

1階にいた寅次郎のその叫び声と家族全員での慌てふためく様に、その昔、爆笑したのを覚えている。



まぁ、そんな話はさておき、タイ・バンコクは、つい最近まで、タクシン派赤服UDDと政府の対立で、内戦状態にあった。

現在のところは、だいぶ落ち着きを取り戻してはいるものの、それでも先週はビッグCラーチャダムリ店(チットロム)前で爆発があり、1人が死亡している。

まだまだ油断できない状況なのである。



そのため、爆発音的な音を笑ってはいられない。

スキャン作業を、お気に入りのスキャナーに一任し、すぐに、ベランダから外を眺めた。

皆、どうやら眠っているようだ。車の音と、近くでの工事音しか聞こえない。

特に異常ない様子。

ホッと一安心して僕は、スキャン作業を続け、そのまま眠った。



だが、次の日、爆発音的なものは、「的」ではなく、実際の爆発だったことを知る。

場所は、アパートから数百メートルの地点。ランナム通りにある免税店キングパワーの目の前だ。



改造された手榴弾を使っての爆破らしく、1人がそれに巻き込まれて、重態らしい。





いやはや。なんとも恐ろしい。

油断してられない。

寅さんのせりふも笑ってはいられない、のである。


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この数字にかかわる宝くじが、今、手に入りにくいらしい。(タイの宝くじや闇くじは、自分で好きな数字を選んで購入する)

いや、もしかしたらバンコクでは、まだ購入の余地があるかもしれないが、少なくとも、タイ南西部プラチュアップキリカン県あたりでは、売り切れとのこと。

抽選日を目前に控えた今(タイの宝くじ”ロッタリー”の抽選日は毎月1日と16日)、僕もこの数字のくじを購入したい気持ちにかられている。




そもそも、この数字のくじが売り切れになっている理由である。

それは、プラチュアップキリカン県カングラダイ村の海岸近くの地面を、ダムを作るために掘削していたところ、少なくとも60年は経過した船が発掘された。

で、その船の側面に、上記2組の数字が彫られていたのである。(写真はhttp://www.khaosod.co.th/view_newsonline.php?newsid=TVRJNE1EVTNNamMxTXc9PQ==)

その数字を見た近隣の人びとは、すぐさまメモ。数字に関わるロッタリーや闇くじの購入に急いだのだ。



なにしろ、タイ人は、宝くじが大好きで、数字に異常に敏感。

たとえば、以前、タクシーの中で出産をしたという記事が新聞に載ったが、記事にはそのタクシーのナンバーがちゃんと記載されていて、読者は、その縁起のいい数字に賭けるのである。



そんなタイ人を見るといつも、面白いもんだなぁ、とは思うが、僕自身、宝くじを購入することはまずなかった。

しかし、今回に関しては、賭けてみたい気がしている。

なにせ、土中から現れた過去からの”贈り物”。そこに記載された数字。

なんとも、ロマンを感じるではないか。

明日の午前中までに、くじ手に入るかなぁ・・・。


ちなみに、タクシー内での出産の記事に記載されたタクシーのナンバー。下二桁が、実際に、当たっていた。(下二桁賞は、3000円くらいになるだろうか。くじ自体は1枚300円ほど)

となると、今回も期待は膨らむばかりである。

まぁ、買えれば、の話だが。


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