久しぶりにタイ生命保険の新しいCMをアップしておきたい。 いつもホロリと泣かせるCM。 今回は「ずっと君のそばで守り続けるดูแลคุณตลอดไป」編だ。 アルツハイマーに侵された妻。 妻は夫の存在を覚えてはいない。 でも、そんな妻を日々面倒見続ける夫は、妻の好みすべてを知っている。 「あなたは花を愛し、青を好む。 靴のサイズは6。 寒がりで、そのくせ冷たい水を好む。 辛いカレーが好きだけど、マメは取り除く。 そして、食事時は必ずこの歌を聞くんだ・・・ 自然を愛し、笑い上戸。 きちんとしていて、掃除も行き届く。 あなたはおもしろい人。 小言ばかり言っていて、ちょっとしたジョークでもカッとなる。 …そして、アルツハイマーにあなたは侵された」 「あなたは7月6日に僕と結婚したんだよ。 僕は今でも覚えている。 あの日、あなたに伝えたあの言葉、約束したあの言葉を。 ”ずっと君のそばで守り続ける”・・・」 「誰だい? ・・・・ 散歩? 疲れないの?」 そんな妻の言葉に、夫は笑って言う。 「うん。ちっとも」 いつもタイ生命保険のCMを紹介しようと文章に起こすたび、涙がこぼれてしまう。 くやしいが、いつもだ。 (function(d, ...
タイ北部山間メーサローンの学校。
タイ北部の山間部、メーサローン。 朝7時、ブラブラと街を歩いてみる。 行き交う人々は畑仕事に向うようだ。 そんななか、子供達がワイワイと同じ方向に歩いていく。 これは学校に向っているに違いないな、そう思い彼らについていく。 子供達が向った先は何の変哲もない建物。 ここでスクールバス的なものでも待つのか。 いや、よく見ると上の方に教会があるので、そこに来たのか。 そんな風に思いながら建物を通り過ぎる。 …完全な思い違いだった。 これが、学校だった。 到着した生徒は自分で椅子を机からおろして着席しているようだ。 それにしても、これだけのオープン性だと、なかなか授業に集中できないかもなぁ。 いやむしろ逆で、常に道行く人々から丸見えということで、授業参観的緊張感を保てるか? そんなどうでもいいことをあれこれ思っていると、横からワンワンと吠えられた。 あまりに突然のことでビクッとなった僕は、道行く子供達にキャッキャと笑われてしまった。 雌ライオンみたいな犬だな、しかし。 (function(d, ...
新入社員のタイ人のおっちゃん。
「リョウタさん。どういうやり方かよくわらからないから、教えてください。 できるだけ早く覚えたいんです。 今後タイ人のスタッフが増えたときに備えて、教えられるようにしないと…」 41歳のタイ人のおっちゃんが僕に熱く語った。 僕はこのごろ、バンコクで日本人が立ち上げたベンチャー企業のお手伝いをさせてもらっている。 そこに新しい社員として入ってきたおっちゃん。 はやく自分なりに仕事を覚えようと必死なのだ。 おっちゃんは仕事場から歩いて数分のところで奥さんと二人暮らしをしている。 子供はまだいない。 おっちゃんは、10年ほど前に地方からバンコクに出てきたという。 「田舎より、バンコクのほうが仕事があるから… 兄弟もバンコクに出てきています。時々会ってご飯を食べるかなぁ… でも、最近はお互い忙しいからね。仕方ないよ…」 おっちゃんはこれまでバンコクで配送関連の仕事をしてきた。 でも給料があまりよくなかったようで、今回親戚のツテを使って、このベンチャー企業に入ってきたという。 先日おっちゃんの歓迎会が行われた。 「乾杯~。ようこそ○○さん」 照れくさそうにおっちゃんは乾杯した。 クイっと水を飲む。 「あれ?お酒飲むって言ってませんでしたっけ?」 「はい。お酒は飲めます。でも、今は安居中だから。オークパンサー(出安居)までは呑まないんです」 仏教を深く信仰し、実践している。 おっちゃんはニコニコしながら、元気一杯のタイ人スタッフの女の子達の会話を聞いていた。 僕は相変わらず泥酔した。 ある日、僕が会社でのお手伝いを終えて帰ろうとするとき、遠くから自転車をゆっくりとこぐおっちゃんとすれ違った。 「ご飯を買ってきたんです」 「ああ、これから奥さんとご飯ですね」 「はい。それにしても今日は暑かったし疲れました。明日に備えてメシ食べたら早く寝ないと…それではまた明日」 ニッコリしながらそう言って、おっちゃんは家へと向かった。 最近のバンコクをみてると消費社会が進み、街はめまぐるしい勢いで変化していることを感じる。 そんな中で、日本人の立ち上げたベンチャー企業で新しい仕事にたずさわることになったおっちゃん。 その後姿は心なしか、これから始まる生活にワクワクしているように見えた。 おっちゃんは今日も汗だくで、元気に仕事に励んでいる。 (function(d, ...