オンラインzoomで、学生と映画鑑賞。少しでもつながり合うことが、精神衛生上いい。




新型コロナウイルスによって、突如として、社会的なつながりに仕切りを作らざる得なくなった僕たち。

一緒に暮らす家族は、もちろん日常的につながりあうことができてるし、支え合っていける。

本当に家族の存在はありがたい。

頑張っていこう!僕もしっかりとしよう!という気になる。


ただ、家族以外の人々とつながりあうことができるのは、オンラインのみ。

この状況、割と精神的にこたえる。

毎日、人と人が何気なくつながりあっていることは、極めて大切なことなんだ、と知る。



昨日は夜9時に、学生とzoomで集まり、授業で使う映画を同時に鑑賞した。

ホストの僕がDVDを流して、その画面を共有、皆でいっせいに見るのだ。


2時間映画をみて、そのあとはあーだ、こーだと話す。

別に授業の話、真面目な話だけではない。

むしろ、なんでもないことを皆がワイワイと話している。

ただ、漠然とした不安を皆が抱えている気がした。

僕は、眠気まなこでボーと聞いたり、話の中に入ったりする。


そろそろ寝るかとなったのは、夜中の1時。

「おやすみー」

そう言って、皆がスイッチを切った。


些細なことかもしれないけど、こんな風に少しでもつながり合うことが、精神の安定になる。

ふさぎ込んでいては、終わりの見えない状況に押しつぶされそうになるのだ。


来週いっぱいで後期の授業も終わる。

でも、学生の希望で、後期終了後もこうしてzoomで集まり、授業をしたり、なんらかの作品をみんなで一緒に見て、おしゃべりしようということになった。

授業準備をする必要があるが、学生が望むならぜひしたい。

皆、先の見えない不安とストレスに、向き合っている。



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