「新型コロナ休講で、大学教員は何をすべきかについて知恵と情報を共有するグループ」。教育の「当たり前」を壊し、再構築していく現場。
facebookのページで、「新型コロナ休講で、大学教員は何をすべきかについて知恵と情報を共有するグループ」がある。
グループ内では、色々な大学の先生方の情報や意見が飛び交っている。
今や1万7千人を超えるメンバー数。
皆、試行錯誤してオンラインでのより良い授業を目指していることがわかる。
オンライン授業は始まったばかり。
チェンマイ大学もつい先月、本格的に開始となった。
僕自身、まだまだ慣れない部分もあるし、使いこなせていない機能は多いはずだ。
でも今や、「対面じゃないと授業できない!」なんて言ってる場合じゃないし、教育の未来は大きく変わる。
全く新しい教育への向き合い方と、それにもとづく授業への創意工夫は必須だ。
だから、このfacebookページは非常に勉強になる。
そしてなによりこのページは、新たな教育の姿が創られていく過程がリアルタイムで見られる点で、面白い。
教育のあり方そのものを問い直したり、新しい授業方法を模索している現場に立ち会えるのだ。
そんな機会は、なかなかあるものではない。
チェンマイ大学は今、後期の期末試験期間である。
7月から新年度が始まる。
それまでの数ヶ月、これまでの教育の「当たり前」を壊して、再構築していかなくてはならない。
これは、「創り出す」というやりがいがある。
ウイルスと向かう不安な自粛生活のなかに、光を照らしてくれるような面白さがある。
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