My favorite Thai dish(私のお気に入りのタイ料理)と題したレポートが、CNN internationalに掲載されていた。
読んでいるとあまりに食べたくなってきたので、熱が冷めぬうちに、その7選とともに僕の思いを記しておきたい。(意味不明だが)
CNNのレポーター陣のお気に入りタイ料理は次の7つだ。
1 ガイ・トート(フライドチキン)
仕事帰りにチキンと500グラムのカオニアオ(餅米)を一緒に食らう!とレポーター。
なかなかな喰いっぷりだ。
ガイトートは当然のことながら、それぞれの店によって味が異なる。
歩んできた歴史も然りだ。
写真の店ガイトート・OKUBOはその昔、大久保に住んでいたというおっちゃんが営業している。
写真は2年以上前のものだが、先日通りかかったら少し場所をずらして営業していた。
おっちゃんはトレードマークの眼鏡をとり、サングラスをかけていたが何も変わっちゃいなかった。
おっちゃんの顔が見たい!、あるいはおっちゃんと僕とのやり取りをそれなりに知ってみたい!という方はコチラで確認いただきたい。
2 スア・ローンハイ(トラが泣く/牛肉のタレ焼き)
(Crying Tiger by pittaya)
たれにつけ込まれた牛肉を炭火で焼いた料理。
ビールにすこぶるあうことは言うまでもない。
最高である。
呑みながら、なんだかんだで合計4皿のコレを頼んだ友人を知っている。
2人で4皿はさすがに飽きた。
でも、タイでの日々を思うと、その横にはビールとこれがあるといえば言い過ぎではなさそうだ。
ところでレポーターの文章に「umami」と。
どうやら、旨味のことのようだ。
ってことは西洋で店員さんに「great umami!」とか言っても通じるのかな?
なんか、「ハァ?」て言われそうで、ちと怖い。
3 レッドカレー
(Fried Tofu w/ Red Curry and Rice by jackal)
いわずとしれたカレーだ。
タイ料理は色彩豊か。
見ているだけで、食欲をそそられる。
とはいえ、そういえば僕はレッドカレーを食った記憶がない。
だからといってグリーンカレーにいってるか、といえばそれも嘘になる。
ここまでくると、逆にもう意地のようにレッドカレーに手が出せなくなりそうだ。
でも、レトルトのレッドカレー・グリーンカレーは、僕のなかではお土産の定番となっている。
日本で食べる。そういう意味で日本の味だ。
CNNのレポーターによると、レッドカレーとともにタイのミルクティーを、とのこと。
今度、日本の紅茶でやってみることとする。
4 パッタイ
パッタイはどこいっても大人気。
確かにうまい!
「やっぱり最終的に行きつくタイ料理はパッタイだな」
タイに住む日本人の友人がそう言ったことが思い出される。
「そうっすか?」とあのとき僕は言った。
僕はまだ若かった。
今になって彼の言葉の重みが分かりはじめている。
ちなみに写真は以前、ランシットの水上マーケットで食べた、卵に包まれたパッタイだ。
正直、僕のブログではメシのことを取り上げることはあまりない。
普段からメシを写真に撮ることが極端に少ないからだ。(ので、今日のブログは画像集めが大変、大変)
だが、ランシットのメシに関しては珍しくアップした。
興奮したのだろうか?
そのときの臨場感あふれる!レポートはコチラ。
5 ソムタム(パパイヤサラダ)
(Som Tam by Word Ridden)
イサーンの代表料理。
タイの人は辛いソムタムを食すが、僕はあえて唐辛子抜きを食す。
人びとは「子供だなぁ」なんて言う…
だが違う。
僕はパパイヤの繊細な味を楽しみたいのだ。
決して子供の舌なんかじゃない。
ということで、僕のことをよく知るタイの人びとは僕に辛い料理を勧めない。
僕が子供だというこ…ではなくて、繊細な味を好むことを熟知しているのだ。
料理人バリに味を見極める男として彼らの中では通っているわけだ。
ありがたい話である。
ちなみにCNNのページでは、とある日本人がパパイヤの代わりに、ズッキーニを使ってソムタムを作っている!スゴイ!と紹介している。
タイと日本の架け橋を目指した日本人グループの方がやっているようだが、そのグループのHPへ飛ぼうとすると「ウィルスの危険性あり」的なメッセージが表示される。
ので、詳しくは分からない。
6 マンゴー
黄金色に輝くマンゴー。
僕はあまり果物を食す方ではないが、こればかりは手が伸びる。
ドリアン、ラムヤイ、マンゴー。
これらが手伸ばし果物3選だ。
でも、梨も伸びる。
7 カオマンガイ
(Street food collection By bee!)
週1回くらいは喰いたくなる定番料理。
僕がアヌサワリーのランナム通りに住みはじめた頃、
あの頃はまだ今のように店が多く並んでいたわけでもなく、免税店キングパワーの一帯はシートがかけられ工事の真っ最中だった。
そのシートの前で細々とカオマンガイを売っているおっちゃん(おばちゃんだっけ?)の味は忘れがたい。
薄暗い中、まだタイ語もしゃべれないなか必至に注文して、アパートにお持ち帰り。
で、紙に包まれたカオマンガイを出して、NHKを見ながら喰らう。
カオマンガイは僕にとって、タイ住みはじめの頃をふと思い出させてくれる品なのだ。
とまぁ以上が、CNNが選ぶお気に入りタイ料理7選と、それへの僕の熱き思い集だ。
まぁ、全体的に納得のいく料理ばかりだが、僕ならガパオ(ひき肉のバジル炒め)とラープ(ひき肉のサラダ)をいれる。
ひき肉は最高の食材だと信じてやまない僕にとって(貧しい?)、それがタイの料理人の手にかかったときの喜びは大きいのである。
さて、最後にお土産の定番、レトルトのカレーとパッタイをのせておこう。
紫のはトムカーガイ(鶏肉のココナツミルクスープ)。
これもまた美味で、美味で。
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