タイの大学の図書館前。
ベンチに腰をおろしコーヒーを飲んでいると、何やら気配を感じた。
下を見れば、いつの間にやってきたのか、イヌがゴロンと寝転がっている。
頭がちょいとはみ出していて、なかなか愛嬌がある。
気づけば僕は、明らかに同じ犬種のイヌたち(むしろ兄弟?)に囲まれている。
それにしても、首輪が貧相で可哀想というか、
あるいは派手派手というか…
なんともいえない態だ。
そんな首輪をあざ笑う僕に対し、まるで抗議するかのようなイヌの瞳。
「好きでやってるんじゃねえ」
妙な首輪のイヌ達は、図書館の前にたむろして和やかなムードを演出している。
この場所のこの光景。
僕が知る限り少なくとも4年ほど、一向に変わっていない。
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