”とりあえずバンコク・カオサン通り”
世界を旅するバックパッカーたちの間には、そんな言葉が存在した(ている?)気がする。
通りには旅行代理店や安宿、屋台が立ち並ぶ。
バックパッカーたちは安い食事とビールを呑みながら、あれやこれやと情報交換。
「インドはどうだ…」「ネパールはどうだ…」「航空券はあそこの店が安い…」ってな感じの、そんな場所だった。
まぁ、バックパッカーの聖地みたいなもんである。
だから、”とりあえずカオサン通り”なのだ。
で、最近のカオサンはずいぶんとおしゃれな街になった。
もちろん安宿や屋台は昔と変わることはなく存在する。
しかし、至る所に並ぶすてきな店。
iPhone片手にカオサンを闊歩する若者、なんて光景はすっかり日常だ。
そんななか、「今後はこんなアプリを利用しながら屋台で食事をするバックパッカーは増えるんだろうなぁ」と思わせてくれたのがHISのものだ。
一昨日、銀座アップルにて行われたイベント”i Love iPhone vol.24”で紹介されたHISアプリ。
アプリの詳しい説明はコチラで確認できるが、これがなんだか便利そう。
旅をするにおいての手続きはすべてこのアプリで済みそうだ。
カレンダーで最安値一覧をササッと表示して、日本への帰国日を皆で屋台でワイワイ食事しながら決める。
そんな様子は日常になるだろう。
して、ここまで整ったのなら、今後は現地の人々とのつながりを生み出すような機能が備わっていって欲しいというのが、僕の感想だ。
たとえば、カオサンの魅力は安宿や旅行代理店、屋台といった物理的なインフラだけにあるのではない。
その場で発生する、人を機軸としたコミュニティ的な独特な雰囲気の漂い。
それこそがカオサンの大きな魅力だといえよう。
HISのアプリも、そんな人と人のつながりを意識した機能が備わっていくことに期待したい。
たとえば、タイの田舎のホームステイ随時受け付けの家の情報が流れスカイプまでできたりとか、田舎の学校のリアルタイム日記とか…。
まぁ、僕もうまくイメージできないけど、海外旅行の観光という枠を超えた何らかの体験に少しでもつながるような、そんなアプリ機能ができることに期待、ってわけである。
ちなみに、なんか熱くカオサンのことを語ってはみたものの、実際のところ僕は別にバックパッカーではなかったことは、ここではあえて問わないでおこう。
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