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時代に即した勉強。電脳ビルでの、タイのお坊さん。

カオ・パンサーを無事に迎えたタイランド。 パンサー(雨安居)の期間中、お坊さんは寺に定住して修行にはげむと昨日、当ブログに書いた。 しかし、今日、イヤフォンを買うために、バンコク一の電脳ビル=パンティップ・プラザに赴いた際、たくさんのお坊さんを見かけた。 しかも、なぜか1~5Fの各階にて、その姿を見かけた。 お坊さんというのは、服装や髪型が同一で(まぁ、当然だが)、ある程度目立つが故に、もし、10人以上もいようものなら、なぜかビル全体が僧侶だらけのような錯覚に陥ってしまう。それだけ存在感があるのだ。 というわけで、ビル内で、様々なものを物色するお坊さんを見かけた。 DVDを物色するお坊さん。 何の内容かは見えなかったが、おそらく、仏教の説法に関するDVDだろう。 『24』とかではないはずだ。 パソコンを物色するお坊 ...

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蝋の流し込みとカオ・パンサー。

深夜11時過ぎ。 眠気眼でタイのニュースを眺めていると、バンコク・フワイクワーン近くの寺で、在家の人びとが僧侶に花を献納している様子が写し出された。 色とりどりの花を、僧侶に献納する様は美しく、微笑ましい姿である。 しかし、花を僧侶に布施するというのは、実は珍しい。 カオ・パンサーの日において、僧侶に寄進するのは、本来ならば日用品、特に蝋燭がメインだからだ。 ※ そう、今日はカオ・パンサー。日本語でいうところの”入り安居”だ。 と、当たり前のようにいっても、関係者に僧侶でもいない限り、あまり馴染みのある言葉ではないかもしれないので、ここで簡単に説明を。 安居というのは、僧侶たちが、一定期間、寺にこもって修行に励むことをいう。タイでは、雨季の陰暦8月から11月の満月までの約3ヶ月間が、安居期間にあたる。 で、その修行期間の始 ...

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犬とともに、夕焼けを。

学校から、いつもどおり自転車で帰宅する途中、パヤタイの駅近くの踏み切りにつかまった。 日本で踏み切りにつかまることは日常だが、バンコクではそうはない。けっこう、珍しいことだ。 車は大渋滞。敷き詰められた車の間に、バイクが所狭しと入り込んでいる。皆、身動きできず、踏切が開くのを待っていた。 そして僕も、ご他聞にもれることなく、バイクとバイクに挟まれながら、踏切が開くのを待った。 ふと路上を見ると、黒い犬がお座りをして、僕を見ていた(気がする)。 かわいいな、と思い笑顔を送った。実は、僕は犬が好きなのだ。 しかし、犬は僕に対してなんのリアクションも起こさなかった。(なんだこの坊主?)とでも思ったのだろうか。 そんなこんなで、踏み切りが開いた。 待ちわびた、といわんばかりに、車やバイクが走り出す。無論、僕もそれに続く。 おもちゃがいっせいに動き出したようで、滑稽だ。 ふと気づくと、黒犬も僕の横を走りだしている。僕が彼を追い抜いても、ずっと後をついて来る。ちょっと半笑いだ。 なんとかわいらしい、と思いながら進み、踏み切り上に差し掛かると、そこでの夕日に目が奪われ、急ブレーキを踏んだ。(実際は、ブレーキが利かないから、足で止めた) いやはや、美しい。 なんて思いながら、ボーと見ていると、あの黒犬も同じようなことを感じたのか、僕の横でじっと、夕日を見つめている。彼も、走りを中断して、夕日に見入ったようだ。 うーん。なかなか、情緒の分かる犬だ。 しかも彼は場所を変えて、いいアングルを探している。 ...

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人生初の坊主。そして、雨。

今日、生まれて初めて、坊主にしてみた。 (いや、実際は2歳くらいのとき、坊主だったこともあるようだが、そこは言いっこなしだ) きっかけは単純。 タイにCLASHというバンドがいるが、ボーカルの彼の坊主姿を見て、「かっこいいな」と思って、突発的にしてみたのである。 31才にして、初の坊主。 これから先、そうそう、坊主にする機会はないだろう。 「やるなら、今しかねぇ」(五郎) 反応は・・・ アパートの管理人:「もうすぐカーオパンサー(雨安居)。まさかリョウタ、出家?」 実母。メールにて。:、「自分の息子とは思えない。怖すぎる」 いやはや。明日以降の人々の反応が怖い。 それと、申し訳ないが坊主写真はアップしない。 僕の心情を察したかのように、坊主にした直後に降り始めた、バンコクの雨模様だけ、お届けしよう。 応援のほ ...

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近代と現代とタイ。バンコク・中央郵便局。

バンコク中央郵便局。 オリエンタルホテルやシャングリラホテルといった高級ホテルが立ち並ぶ一角にあり、郵便局自体、なかなか趣き深い建物だ。 1920~1930年代前半に流行したアール・デコ様式ってやつだろう。そんな気がする。だが、確証はない。 しばし建物を見つめる。 建築に詳しくはないが、それでも何か感じさせる、圧倒的なものがあった。文章や写真でうまく伝えることができない、自分の能力がはがゆい。 して、建物の内部に入ってみる。 内部はきれいだ。 照明がサイドに並べて取り付けられていて、なんともいえない雰囲気がかもし出されている。 郵便受付は、まるで飛行場のカウンターのよう。 現代的である。 送り先を書くところには、ポストのオブジェが陳列されている。 郵便局らしさの演出だ。 おや、郵便局のグッズ。 こう ...

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”カトマンズ・バンコク慕情”について。

「更新されている。これはついに…」 期待を胸に、僕は”カトマンズ・バンコク慕情”のブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/hikaruno_season)を開いた。 「御礼」と題したその内容は、ブログの著者hikarunoさんの友人が、著者の他界を伝えるものであり、僕の期待を、大きく裏切るものだった。 ※ カトマンズ・バンコク慕情のブログを知ったのは、今年の初めだった。 僕自身、その頃からブログを書き始めたため、いろいろな人のブログに目を通すようになったことがきっかけだ。 タイに関する様々なブログの題名が並ぶページを見ていて、「カトマンズ・バンコク慕情」のタイトルに惹かれ、すぐにクリックしたのを覚えている。 ブログ名に”慕情”という、僕の好きな言葉が使われていただけでなく、何か特別な発信を僕にしているような気 ...

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ビッグC・チットロム店を偲ぶ。

僕が初めてタイに住むにあたり、最初に買出しをしたのが、ビッグC・チットロム店だった。 伊勢丹やセントラルワールドの目の前にある、大型のスーパーマーケットだ。 店で扱われるものは多岐にわたり、たとえば、食品や衣料品、家電、家具…など、基本的には何でもそろえることができた。 約5年前。 タイでのひとり暮らしに胸躍らせながら、ドンムアン空港に、深夜に到着。 フアランポーン駅近くのホテルに1泊し、次の日にはアパートを決めた。 そして、今は無きセンターワンにて携帯電話を購入したあとに、ビッグCに向かい、必要となるものをそろえた。 食器や洗剤、シャンプーなどの日用品から扇風機やポットなどの家電…。 ビッグCで買い歩いたルートを、5年経った今でも明確に覚えているから不思議だ。 やはり、相当な期待感と、適度な緊張感があったのだろう。 そ ...

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セントラルワールドの傷跡。大雨、寅さん。

久しぶりのタイ。 とりあえず、両替のため、いつものごとくスーパーリッチへ向かう。両替といえば、ここだ。 バスから眺める伊勢丹は、赤シャツ騒動に巻き込まれたものの、無事再開されているとあって、特に以前と変わった様子はないように思えた。 しかし、セントラルワールドZENの被害はひどい。 看板でうまいこと隠されてはいるものの、ちらりと見える上階の焼け跡は生々しい。 なんでこんなことになったのか… なんて考えていると雨が降りそうな空模様。と、思ったとたんの強風。 やばい!大雨だ。 半端ない雷が、鳴り響く。道端の犬たちも必死に避難。無論、僕も。 そして、停電。 参ったなと思いながら、喫茶店に逃げ込む。しばらく時間をつぶす。 でも、これは確か誰かも書いていたと記憶しているが、突然のスコール時にどこかに避難して、ボ ...

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戻、タイランド。

’ タイ・飛行場。 もう何回くらい、来たのだろう。 厳密に思い出すことが面倒くさくなるほど、訪れている。 それでもいまだに、着陸態勢に入ってから眼前に広がるタイの夜景を見ると、心がわくわくする。成田の薄暗い風景とはまったく逆だ。 ”ドーン” 飛行機の車輪が、無事にタイの地に滑り込んだ。 僕はホッと胸をなでおろす。飛行機が基本的に怖いのだ。 飛行機はゆっくりと飛行場を走行し、停車位置へと向かう。 そして、到着すると同時に、乗客はいっせいにベルトをはずし、起立。荷物を上から取り出す。 無論、僕もご他聞にもれることなく、そうする。 ドアーが開くまでが、待ち遠しい。 きっとみな、同じような気持ちだろう。ウズウズ、だ。 ドアーが開いた(ようだ)。乗客が、ぞろぞろと動き出す。 このとき、”譲り合い”に関して、一定度の国民性 ...

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Body Slamの”オックハック(失恋)” コンサート映像と路上で歌う不自然性。

突然だが、僕の、タイで一番好きなミュージシャンは、Body Slamだ。はじめて「อกหัก(オックハーク:失恋、の意)」を聞いたときからのファン。まぁ、別に熱血ではないけど。コンサートも結構行った。熱血ではないから、数回だけど。ボーカルのトゥーン君と話をしたは、この前もブログで紹介したとおりだ。とても感じのいい人だった。で、日本で、この歌を聴きながら、原付やチャリンコに乗っていると、僕はついつい大きな声で歌ってしまう。人が道端を歩いているときは、自粛するようにはしているが、それでも偶然にも僕の歌声が聞こえてしまった人は、まったくもって意味不明なことだろう。ましてや、次の通りの歌詞であることを、僕の歌声から想像できる道端の人は、よほど感受性に富んだ人だろう。     อกหัก 失恋ความรัก ต้องพังลงไป愛は 崩れ去りอนาคต ที่สุดก็ผ่านพ้นไป未来は 行ってしまったเหลือเพียงหัวใจที่ยับเยิน傷ついた心だけが残ってしまったบาดแผล ...

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タイの男女比。男の内訳…&TAROお菓子 ~タイのCM~

タイの男女比。それは住んでいて感じることだが、明らかに女性が多い。BTS(スカイトレイン)等に乗っていても、周りは女性だらけ…なんてことは多々ある。で、このCMでも、実際にそう言われている。というか、このCMはいったい何のCMだよ!、って思うかもしれない。このCMは、”TARO”という魚を原料としたサキイカのようなおつまみお菓子のCMだ。CMの概要は次の通り。(男女が並んでいる)ナレータ(以下N):現在、タイは女性が男性に比べて多い。(男女で分かれる)N:男性の60%は…、結婚済み。(結婚済み男性はその場を去る)N:残りの一部は…、仕事バカ。(仕事バカは、その場を去る)N:残りは…カッコいい男性達。(音楽が流れ、女性達メロメロ…しかし、オカマであることが判明、残念。オカマはその場を去る)N:残りは…、自分の体に気を使っていない男達。N:”というこ ...