人々が仕事を終え、帰路につき始める頃、この串焼き屋台は現れる。
ビュンビュン走る車をバックに、手際よく焼いていく姿はもはや職人芸。
単純に排気ガスや煙を気にしてのことなのだろうが、付けられたマスクがまた職人らしさを助長させているかのようだ。
「どういう経緯でこの仕事をやっているの?何年ぐらいやっているの?」
そう聞こうかと思ったが、あまりに職人的雰囲気に過ぎて怖気づく。
「職人は多くを語らないもんだ」と勝手に決め込み、自分を納得させた。
黙って、串を見つめる。
暗い夜道で職人気質的にいちゃんが1人、黙々と焼き、煙が立ち込めているのを見ると、なんだかホッとする。
今日も変わらず煙が上がっているねぇ、て。
小さいことだけど、なんとなく幸せを感じさせてくれる。
応援のほど、よろしくお願いいたします

ビュンビュン走る車をバックに、手際よく焼いていく姿はもはや職人芸。
単純に排気ガスや煙を気にしてのことなのだろうが、付けられたマスクがまた職人らしさを助長させているかのようだ。
「どういう経緯でこの仕事をやっているの?何年ぐらいやっているの?」
そう聞こうかと思ったが、あまりに職人的雰囲気に過ぎて怖気づく。
「職人は多くを語らないもんだ」と勝手に決め込み、自分を納得させた。
黙って、串を見つめる。
暗い夜道で職人気質的にいちゃんが1人、黙々と焼き、煙が立ち込めているのを見ると、なんだかホッとする。
今日も変わらず煙が上がっているねぇ、て。
小さいことだけど、なんとなく幸せを感じさせてくれる。
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バンコクのシンボルタワーともいえる、バイヨーク・スカイホテル。
バンコク一背が高いこのホテルは、街中を歩いていて、フトしたときに眺めることができる。
そしてバイヨークを見ると、妙にテンションがあがる。
「朝起きて、とりあえずタバコを吸いながらバイヨークを見ているだけで、本当に幸せな気持ちになる。タイに住んで、よかったなぁと思う瞬間・・・」
昔、近所に住む日本人の友人が僕に語った言葉だ。
朝一でタバコを吸うという行動以外は、共感できる。
やはり、バイヨークはバンコク・タイの象徴的存在である。
タイに住んでいることが日常化し、感覚が鈍化していくなかで、実はそれが格別に幸せなことであることを再確認させてくれる。
そう思えてならない。
そんなバイヨーク。
周辺は、四六時中活気にあふれ、賑わっている。
驚いたのは、朝の日の出の時間帯ですら人でごった返していたことだ。
沢山のテントの頭が山脈のように列をなし、その下を買い付けの人々が闊歩する。
バンコクのもつパワーが凝縮されているかのようだ。
タイの活気を誇示するバイヨークタワー。
だからこそ妙に、惹かれるのかもしれない。
応援のほど、よろしくお願いいたします

バンコク一背が高いこのホテルは、街中を歩いていて、フトしたときに眺めることができる。
そしてバイヨークを見ると、妙にテンションがあがる。
「朝起きて、とりあえずタバコを吸いながらバイヨークを見ているだけで、本当に幸せな気持ちになる。タイに住んで、よかったなぁと思う瞬間・・・」
昔、近所に住む日本人の友人が僕に語った言葉だ。
朝一でタバコを吸うという行動以外は、共感できる。
やはり、バイヨークはバンコク・タイの象徴的存在である。
タイに住んでいることが日常化し、感覚が鈍化していくなかで、実はそれが格別に幸せなことであることを再確認させてくれる。
そう思えてならない。
そんなバイヨーク。
周辺は、四六時中活気にあふれ、賑わっている。
驚いたのは、朝の日の出の時間帯ですら人でごった返していたことだ。
沢山のテントの頭が山脈のように列をなし、その下を買い付けの人々が闊歩する。
バンコクのもつパワーが凝縮されているかのようだ。
タイの活気を誇示するバイヨークタワー。
だからこそ妙に、惹かれるのかもしれない。
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なんとも不思議な絵だ。
警備員が巨大なオブジェに挟まれながら、まじめに仕事をしている。
変なエヅラだ。
まぁ。それはさておき、ここバンコクアート&カルチャーセンター。
MBKの北側正面にある。
広い館内には、絵画などの芸術作品が並ぶ。
ちょっと芸術が分かる態をとりつつ、ブラブラと歩く。
だが、正直僕は、芸術とは縁遠い。
高価な作品を見ても、「そうなんだ~」くらいにしか思わないふしがある。
でも、”本物”が少しでもわかるようになるには、こうして直に見て感じることが必要だろう。
食だろうが、なんだろうがすべて、評価の高い”本物”に直に触れなければ、本物を見極める感性は育たない。
意識的に動かないと、目や舌は肥えない、のである。
センターを後にした僕は、「自分を肥やす、充実したアート鑑賞だった」なんて思いつつ、驚くほどジャンキーな食事をほおばった。
最高に旨かった。
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タイの人たち。
以前、彼らのトランプの模様を書いたこともあるが、ギャンブルが本当に大好き。
それも、昔かららしい。
たとえば、19世紀にカンボジアのアンコールワットを旅したフランスの探検家アンリ・ムオは、19世紀のタイ(シャム)の人々をこんな風に評している。
「(タイの人々は)日常生活の大部分をー殆ど全部といってよかろうー博奕と遊びに費やしている。・・・・持金をすっかりすってしまうと、裸体につけている唯一の被物、腰衣や猿股までも賭けるのである!」
(アンリ・ムオ著『インドシナ王国遍歴記―アンコール・ワット発見』中公文庫 2002年 42頁
ということで、タイを歩いていると、時折、ビンゴ大会が開催されているのを見かけるときがある。
20バーツ払うと、ビンゴ用の紙と瓶の蓋が渡される。
そして、マイクを持った主催者が、番号の書かれたボールが入ったくじ箱を持って、ゲーム参加者にひかせる。
で、ひかれた番号に瓶の蓋が載せられていき、一番最初に一列そろった人のみが好きな商品をイタダき、というわけだ。
商品は主にぬいぐるみで、他愛もないものではあるが、皆、結構あつくなる。
そう、商品が問題じゃないのだ。
ゲームに勝つことが問題なのだ。
何枚かの20バーツ札をぎゅっと握り締める手も、ついつい力が入っているようである。
皆でワイワイイ騒ぎながら、瓶の蓋を置いているさまを見ていると、なんだか微笑ましい。
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