トタン屋根の下。

彼女が彼氏の髪の毛を切ってあげている。

こういっちゃあなんだが、見た目、裕福とは言いがたい環境。(あくまでも想像だけど)


でも、それでも、なんだか幸せそうだ(これもあくまでも想像)。

どんな髪型に仕上がったって、2人は笑ってすますんじゃないか(これも・・・)。

そんな気がする。


まぁ、しつこいようだが、あくまでも勝手な想像だし、当の2人にとっては大きなお世話であろう。



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人々が仕事を終え、帰路につき始める頃、この串焼き屋台は現れる。


ビュンビュン走る車をバックに、手際よく焼いていく姿はもはや職人芸。

単純に排気ガスや煙を気にしてのことなのだろうが、付けられたマスクがまた職人らしさを助長させているかのようだ。


「どういう経緯でこの仕事をやっているの?何年ぐらいやっているの?」

そう聞こうかと思ったが、あまりに職人的雰囲気に過ぎて怖気づく。

「職人は多くを語らないもんだ」と勝手に決め込み、自分を納得させた。



黙って、串を見つめる。



暗い夜道で職人気質的にいちゃんが1人、黙々と焼き、煙が立ち込めているのを見ると、なんだかホッとする。

今日も変わらず煙が上がっているねぇ、て。



小さいことだけど、なんとなく幸せを感じさせてくれる。


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街中にひっそりと佇む、かぶり物屋。

なんという名称か分からない帽子が、沢山並んでいる。

昔の軍人が被ったりした物なんかもあるようだ。


その佇まいに惹かれ、中に入っていろいろと見たかったが、どうも入りにくいムード。

なんか、よく分からない軍人のヘルメットみたいのをノリで、あるいは推されて買ってしまっても、使い道がないだろうし。


妙に時代を感じさせるおっちゃんの人形が置かれるディスプレイを写真におさめるにとどめた。

一日の売り上げは計り知れない。



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バンコクのシンボルタワーともいえる、バイヨーク・スカイホテル。



バンコク一背が高いこのホテルは、街中を歩いていて、フトしたときに眺めることができる。

そしてバイヨークを見ると、妙にテンションがあがる。



「朝起きて、とりあえずタバコを吸いながらバイヨークを見ているだけで、本当に幸せな気持ちになる。タイに住んで、よかったなぁと思う瞬間・・・」

昔、近所に住む日本人の友人が僕に語った言葉だ。

朝一でタバコを吸うという行動以外は、共感できる。



やはり、バイヨークはバンコク・タイの象徴的存在である。

タイに住んでいることが日常化し、感覚が鈍化していくなかで、実はそれが格別に幸せなことであることを再確認させてくれる。

そう思えてならない。



そんなバイヨーク。

周辺は、四六時中活気にあふれ、賑わっている。

驚いたのは、朝の日の出の時間帯ですら人でごった返していたことだ。




沢山のテントの頭が山脈のように列をなし、その下を買い付けの人々が闊歩する。

バンコクのもつパワーが凝縮されているかのようだ。



タイの活気を誇示するバイヨークタワー。

だからこそ妙に、惹かれるのかもしれない。


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なんとも不思議な絵だ。

警備員が巨大なオブジェに挟まれながら、まじめに仕事をしている。

変なエヅラだ。



まぁ。それはさておき、ここバンコクアート&カルチャーセンター。

MBKの北側正面にある。

広い館内には、絵画などの芸術作品が並ぶ。




ちょっと芸術が分かる態をとりつつ、ブラブラと歩く。

だが、正直僕は、芸術とは縁遠い。

高価な作品を見ても、「そうなんだ~」くらいにしか思わないふしがある。



でも、”本物”が少しでもわかるようになるには、こうして直に見て感じることが必要だろう。

食だろうが、なんだろうがすべて、評価の高い”本物”に直に触れなければ、本物を見極める感性は育たない。

意識的に動かないと、目や舌は肥えない、のである。



センターを後にした僕は、「自分を肥やす、充実したアート鑑賞だった」なんて思いつつ、驚くほどジャンキーな食事をほおばった。


最高に旨かった。


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タイの人たち。

以前、彼らのトランプの模様を書いたこともあるが、ギャンブルが本当に大好き。

それも、昔かららしい。



たとえば、19世紀にカンボジアのアンコールワットを旅したフランスの探検家アンリ・ムオは、19世紀のタイ(シャム)の人々をこんな風に評している。

「(タイの人々は)日常生活の大部分をー殆ど全部といってよかろうー博奕と遊びに費やしている。・・・・持金をすっかりすってしまうと、裸体につけている唯一の被物、腰衣や猿股までも賭けるのである!」

アンリ・ムオ著『インドシナ王国遍歴記―アンコール・ワット発見』中公文庫 2002年 42頁




ということで、タイを歩いていると、時折、ビンゴ大会が開催されているのを見かけるときがある。


20バーツ払うと、ビンゴ用の紙と瓶の蓋が渡される。

そして、マイクを持った主催者が、番号の書かれたボールが入ったくじ箱を持って、ゲーム参加者にひかせる。

で、ひかれた番号に瓶の蓋が載せられていき、一番最初に一列そろった人のみが好きな商品をイタダき、というわけだ。




商品は主にぬいぐるみで、他愛もないものではあるが、皆、結構あつくなる。

そう、商品が問題じゃないのだ。

ゲームに勝つことが問題なのだ。

何枚かの20バーツ札をぎゅっと握り締める手も、ついつい力が入っているようである。



皆でワイワイイ騒ぎながら、瓶の蓋を置いているさまを見ていると、なんだか微笑ましい。


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タイの人たち。

ちょいとした所に行くのにも、車やバイクを使うような、極度な歩き嫌いが多い。



”暑いからねぇ”

その一言で、車やバイクに乗ることすべてが、肯定される。



ということで、普段、バンコクは車であふれている。

道路事情も良くないから、いつも大渋滞だ。

その姿は、まるでおもちゃの車のよう。



でも、正月とソンクラーン(タイ正月)だけは、車が街から消える。

皆、地方へと散らばっていく。

そのときばかりは、おもちゃ車が少しだけ恋しくなる、ような気がする。



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