子供の頃から、飛行機に妙に興奮する。

免許を取った頃は、よく友達と城南島に行って飛行機の離着陸を見ていたものだ。


実はチェンマイには城南島、いやそれ以上の近さで見られるところがある。


運転免許を扱う陸運局の前。免許の関係でそこに行けば、驚かされるであろう。ものすごい近さを飛行機がかすめるのだ。

目の前にある歩道橋に登ろうものなら、マイケル・ジョーダンくらいであれば届くのではないかと錯覚を覚える。


去年の年末、父母がチェンマイに来てくれた。

僕と同じく、いや僕以上に無類の飛行機好きの母をそこに連れて行った。


近くのガソリンスタンドに車を停めて家族で歩いた。

マイケル・ジョーダンのことは伝えてあったが、さすがに母も半信半疑。

その時、轟音と共に一機の飛行機が我々の頭上近くを通過した。

母は大はしゃぎ。急いで歩道橋に行った。


歩道橋にはタイの若者2人が座っていた。そこで飛行機の着陸を眺めていたのだ。

我々も座って待った。そして、5分から10分に1本ぐらい飛行機が降りてきた。

そのたびに母は「来た!来た!」と写真を撮った。




何とも言えない夕方のひととき。この場所はおすすめだ。

あなたが無類の飛行機好きならば、ビールでも飲みながら、1日過ごすことができるであろう。ちょうど、相撲を見に行く気分だ。


母は生まれ変わったら飛行機の仕事に就きたいという。

僕も実は小学校低学年くらいまでパイロットになりたいという夢があった。

おじいちゃんやおばあちゃんに「パイロットになったらただで乗せてあげるね」なんて無邪気に言っていた遠い日々。近視はつらい。


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気づけば新年。

去年の1月にブログをアップしてから、あっという間に1年経ってしまった。おかげさまで一家みな元気です。


去年は中高時代の友人に数十年ぶりに会ったり、仕事を一緒にしたりして、なんとも刺激的な1年だった。

その辺のことは、後日改めて(来年にならないよう努めます)。

まずは、正月らしく飲みのことを書いておこう。


去年11月。かれこれ10年近くずーっとお世話になりっぱなしの共立女子大の先生から、「今、チェンマイ大学にサバティカルで1年いる先生がいまして、その人、絶対に若曽根先生と合うから紹介するためにチェンマイに行きたいです。講演招待のレターを書いてもらえます?」とご連絡をいただいた。


もちろん、即OK。僕も共立女子大で講義をさせてもらい、かわりにその先生にチェンマイ大に来ていただいた。そして、先生をご紹介いただいた。


その先生のニックネームはピーガン。

ピーガンとは異常なほどに共通点が多かった。

20年前に住んでいたバンコクのアパートは目と鼻の先だった(時期は少しずれていたが)。

遊んでいた場所もほぼ同じだった。

好き嫌いや考え方、教員になるまでの経過も似ていた。

ということで、11月に初めて出会ってから頻繁に飲んだ。

「この店、バンコクのランナム通りっぽいですよね」なんて話しをして。


そして正月は我が家で飲むことに。

20年前のように「若さいっぱい夜中まで」とならないように15時から始めることにした。





鍋やおかずを食べながら、ビールに日本酒、ウイスキーと飲んだ。

「このささみフライは無限に食べられますね」とピーガンはおっしゃった。

「そのセリフ、いつも旦那も言ってますよ」と妻が言った。


そう、ささみフライは子供の頃から無限に食べられると踏んでいる。

大葉とチーズ、そして梅肉が豊かな味を生み出す。

40半ばを過ぎれば、ウイスキーが進む。


ささみを貪りながら、3人で大いに語り合った。

未来のことを語るのは楽しい。

もしかしたら歴史的な1日になるかもしれない構想で盛り上がった。

ワクワクだ。


はっと気づけば23時。かれこれ8時間飲みっぱなし。

飲みの体力。ささみの無限食い。

我々、「20代の頃と同じ」とまではいかないが、まだいける。


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