小雪合戦を終え(?)、次は続石へ。
幅7m、奥行5mの石に厚さ2mの巨岩が乗っている巨石遺構で、古代人の墓とか、武蔵坊弁慶が持ち上げて作ったとかいわれているらしい。
これまた、高まる情熱。
だが、元旦の遠野、雪はしだいに強くなっている。
なかなかな趣の鳥居奥の山道は、かなり雪深い。
「この、雪道登って行かなきゃならんのか?」
全員の頭に、その思いがよぎった。
しかも、正月早々、雪山を好んで登る人はいないらしく、新雪満載で、いかにも歩きにくそうだ。
明らかにみな、気持ちがひよっている。
ところで、鳥居の下、なんの立て看板だ?
「熊…音の出るものを携帯して…十分注意…」
しんしんと降る雪の遠野はえらく静かで、しかも音の出るものなんて持ち合わせていない。
正月早々、雪降りつもる山中、一家で熊にあって、死んだふり、なんて恐怖を通り越して少し滑稽だ。
「次へ行こう」
誰からともなくそう言い、我々は車へと戻った。
<関連記事>
・「できればもう一度、一緒に酒を呑みたいもんだなぁ」って。
・童心、父母
・タイの反政府デモとは無関係なロッブリーの穏やかさと、僕の父母
・タイの泣けるCM。”タイ生命保険〜愛の沈黙編〜
・娘を思うタイのおっちゃん、出店で大奮闘
鼓舞のクリック、よろしくお願いいたします。
0 コメント:
コメントを投稿