「ここロッブリーでは1年に1回、遺跡を前にしてのクラシックコンサートがある」
ニウェート氏から誘いを受けて、先日(実はかなり前)行って来た。
場所は、ナーラーイ宮殿。
17世期にナーラーイ王によって建てられた宮殿で、現在は博物館となっている。
宮殿の入り口は、顔が異常に広いニウェート氏のおかげで顔パス。
で、博物館の責任者の方々の紹介を受ける。
全員、とても気さくなおばちゃん方で、実はコンサート後には、ともにビールを呑んだ次第である。
ま、ニウェート氏とつるむと、いつもこういう結果だ。
それはさておき、コンサートが始まるまで、遺跡をニウェート氏に少し案内してもらう。
かつて、ナーラーイの遺跡に関わる仕事をしたことがあるというだけに、詳細にかつ、軽快にそれぞれの説明をくわえるニウェート氏。
彼の大学での授業は、生徒にとって、きっと楽しいことだろう。
で、日が沈みはじめようかという頃、いつものようにちょいと水分補給。
悠久の歴史を今に伝える遺跡のなかで、夕焼けを見上げて飲む一杯は、格別だ。
さて、コンサートが始まった。
タイやラオの伝統音楽や、クラシック音楽などが演奏される。
壮大な遺跡をバックにした音楽や踊り。
建築を含めた総合芸術である。
ガラにもなく、瞳を閉じてみたりして、芸術を楽しむ。
パチン!
パチン!
明らかに音楽とは趣を異にする、手を叩く音が妙に騒がしい。
そう。
会場には尋常じゃない蚊がぶんぶん飛んでいて、観客がそれに翻弄されているのだ。
壮大な遺跡。流れるクラシカル音楽。そして、パチパチ音。
このすべてが組み合わさってこそ、どこか間の抜けたようなタイ・ロッブリー特有の
クラシックコンサートが仕上がるといえよう。
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鼓舞のクリック、よろしくお願いいたします。
ニウェート氏、お顔が広そうでお友達になりたい感じですねぇ~(笑)。
返信削除遺跡で音楽や踊りとかタイではよくあるんですね、雰囲気がよくていいですね。
お正月もとっくに過ぎてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします!
phimaiさん
返信削除こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします!
ブログも、相変わらず不定期な更新状態ですが、もちろん続けます!(笑)
ニウェート氏…いつか紹介できるといいんですけどね。
あの人は、人と関わることが大好きですから、いろいろなことをしてくれたり、教えてくれたりしますよ。
タイのこと、とても深く知ることができると思います。
ただし、酒をかなり飲むことになりますが…笑