ワットプー聖堂を前にする。かなり痛みがみられる・・・。
側面からみると、ちと傾いている。
がたっと崩れたら・・・なんてことは考えずに中に入る。
奥にはちょっと間抜けな・・・なんてことも考えちゃいけない、神秘的な仏像がある。
ワットプー聖堂背後のリンガパルヴァ山は男性器を象徴するリンガの形で信仰を集めるだけでなく、地域の土地と人間を守護する精霊・祖霊(総じてピー)が宿っていると考えられている。いうなればチャンパーサックというくにの祖霊が宿っているわけで、その意味ではピー信仰の象徴的な場といえる。
とはいえ聖堂には、こんな若干お茶目な仏像も安置されている。まぁ要するに、精霊と仏教が混在した聖なる場。人々の信仰と実践においては仏教だろうが精霊だろうが、その分類にはあまり意味がないのである。
で、信仰の混在性という点ではもちろん僕も一緒。日本では、初詣に行って氏神を拝むし、寺に行って仏像も拝むことも多々だ。なんとなくご利益がありそうなものに敬意を払うわけだ。
ということで、ワットプー聖堂ではとりあえずお茶目な仏像を拝む。
そしておみくじをひいてみた。タイやラオスのおみくじは、日本のやり方とは少し異なる。
写真のように棒が何本か入った竹筒。
それをかちゃかちゃ振って、一本の棒が自然と飛び出るのを待つ。(かちゃかちゃの様子はコチラの動画を参照)
聖堂はかちゃかちゃという音だけが響く。
12番の棒が飛び出した。
そこで棚の12番につまれた紙を取り出し吉兆を占うのだ。
さっそく見てみる。
うーん、ラオス語・・・。いくらタイ語に近いとはいえ、今一つよくわからない。
ただ、一番下に書いてある電話番号は、おみくじを印刷した店のものらしい。
おみくじに広告。日本では見受けられない、不思議さだ。
タイに行きたきゃ
タイに住みたきゃ ポチリとクリックお願いします!
0 コメント:
コメントを投稿