バンコク・シーロムのインド寺ヒンドゥー祭。ダンスに呪術。そして、気づく(板尾の嫁)

裸の男が、踊りながら道を歩き、豪快に火を吹いた。


絶妙のタイミングでシャッターが切れたため、最初にアップしてみたものの、別に、この火吹き男が祭りのメインではない。



火吹き男を撮影したのは、バンコク・シーロム通りのワット・ケーク(ケーク寺)。インド寺として名高い寺院だ。

そのケーク寺にて先日、”ダサラー”、あるいは”ナヴァラートリー”と呼ばれるヒンドゥー教の祭りがあったのだ。

祭りは、ヒンドゥー教における女神達が、邪悪なアスラ達に勝利したことをお祝いするために祈りをささげるという、女神を祀るものである。

そのため、色とりどりの供え物に飾られた女神たちが沿道を埋めつくす。






通りは人であふれかえる。





祭壇の前では、信者たちがインド音楽に合わせて踊り、祈りをささげる。





トランス状態になって、踊りたくる呪術者も多い。






ときおり奇声を発することもあり、見ているこちらはドキリとさせられる。





一般の人々はこぞって呪術を施してもらう。幸福、健康など願いは様々であろう。





祭壇の前には様々な呪術師がいて、一般の人々は各々相談をしていたが、個人的に言わせてもらえば、この男性はどうも信用しがたい。


喫煙しながら相談を受けるって。笑  僕ならば、絶対に相談しないだろう。

(ただ、かばうつもりはないが、話しぶりはフランクで人がよさそうだった)




で、次の映像の女性は、ロウソクを口に含んだあとに、一般の人に息を吹きかけて呪術していた。



でも、それよりも、後ろで無我夢中で踊る女性が気になって仕方ない。

当初、「森三中か!」って内心思ったのだが、どうもしっくりこない。


で、ビデオを見直していて気づいた。

「そうか、板尾の嫁(「ガキの使い」より)風なんだ!」

板尾の嫁の迫力ある神がかり的なダンスは、ここに由来していたのだな。 

(まぁ、知らないけど)



というわけで、なかなか珍しいヒンドゥー祭り。

バンコクでヒンドゥー教の祭りが盛大に行われ、タイ人もこぞって訪れタンブン(積徳行)するのも、タイが他宗教に寛容な宗教=仏教国であり、そして徳につながればなんでもやるというタイ人の国民性あってかな?

って、仏教はヒンドゥー教の一分派か。



それにしても祭りの後はいつも寂しい。

バスから見る情景も、なんだか物悲しげにうつる。



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4 件のコメント:

  1. 匿名です。香港にいますが、バンコクで食べた生牡蠣のサラダが原因と思われる食あたりに苦しんですいます。今回購入したDVDでボディスラムの最新ライブ映像寂しく楽しんでいます。

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  2. 匿名Iさん。

    ええ~!大丈夫ですか?
    牡蠣は大変ですよね。

    僕も10年ほど前に、タイで食べた牡蠣にあたったことがありますが、それは悲惨でした。(ちょっと口をつけた程度で、飲み込みもしなかったのに、です)
    あの時は1泊病院にて過ごしました。

    今、大変でしょうが、ボディスラムをゆっくりと鑑賞しながら養生してください。お大事に。

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  3. バンコクでインドの祭りを見ることができるなんて、知りませんでした。
    バンコクにはインド人が多いですからね。
    王宮の方面でも、インド人を沢山見たことがあるような。
    今度機会があれば、祭りも見に行きたいです。
    それにしても「板尾の嫁」ダンスだー。WWW

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  4. コメントありがとうございます。

    そうですね。バンコクにはインド人が多くいます。
    特に、中華街近くの”パフラット”が有名ですね。

    昔、パフラットに行ってシーク教の寺に行って、その後にどこかの店でラッシーを飲みながらカレーを食べた記憶があります。
    サリーやインドのお香、小物などたくさん売られていて、インド気分を味わえました。

    今度また行ってみたいものです。

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