この結婚式は1年前からの予約。
「このときには絶対に帰国しろ!」と言われていた。
僕は「当たり前だろう。というか、今日はおごるから呑め呑め!」と高らかに語り、そして最後には会計で足りなくなって、不足分を出してもらってから、あっという間の1年だった。
(ちなみに店(ワタミ)を出た後、ラーメンをおごってもらっている。呑んだ後のラーメンはやはり格別だ)
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あいつとは、小学校入学式の日に、たまたま席が隣だったことがきっかけの友人だ。小学校の頃は毎日のように外で遊びまわっていた。
そして、あいつは大学が京都で、京都に目が無い僕は頻繁に通った。京都でチャリンコを乗り回し、そして、飲み明かした日々が懐かしい。
その後も親しい中は続き、今でもタイから日本に帰ってきたときは、月に2~3回、酒を飲む。
2人で年に1~2回は、旅行にも行く。
まぁ、気心の知れた仲だ。
(おかげで、ホモではないかと真剣に疑われもしたが)
そんな彼が結婚した。
一言で言えば、楽しい素敵な一日だった。
夫婦を象徴するような、過剰な演出のない、さっぱりとした式だった。
披露宴で、新郎新婦が退出する音楽が、「オー、アフリカ!」ってやつだから、その雰囲気が伺えるだろう。
あいつの親父さんの挨拶も、いい話なのに、和気藹々という感じだった。
奥さんもあいつにぴったりの素敵な人だ。”バージンロードを爆笑しながら歩く新婦”というだけで、あいつにぴったりで、素敵な人であることが分かる。
本当に2人、お似合いだった。
おめでとう。お幸せに。
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さてさて、タイに関するブログだから、関連付けよう。
そもそも、僕がタイに住んでいるのは、あいつの影響による。
10年前、あいつの兄(写真家)が、小林紀晴『ASIAN JAPANESE』を片手に、我々に「一度タイに行ったほうがいいぞ。熱い国だ」と語った居酒屋の様子は忘れがたい。
そんな兄の言葉を受けて、大学時代は、2人でよくタイに行った。
初めてタイに行ったときは、あいつが先にタイ入りしていて、後で僕が合流。
ドンムアン空港で座って待っていたあいつの半笑いの表情はきっと一生忘れないだろう。
で、お決まりのごとく、カオサン通りに行って、汚い安宿で、ムーピン(豚の串焼き)を片手に、SPYワインを呑んで、だらだらと過ごした。
スコールをボーと眺めながらラッシーを飲んだり、アユタヤーでチャオプラヤー川を眺めながらビールを飲んだり…。
何を話したかはいちいち覚えちゃいないが、タイで過ごした時間は、輝かしい。
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あれから10年。あいつは結婚し、立派になっている。
僕はといえば… うーん。悲しいもんだ。
まぁ、いずれにしても、今は、2人の末永い幸せを祈るばかりだ。
それと、また、旅に行けるときを楽しみにしている。
応援のほど、よろしくお願いいたします
好きな事をしていられる事は、とても幸せな事じゃないですか。
返信削除今してる事は、悩んだ末にだした答えの先のはずなんだから。
自分のしている事に誇りをもって下さい。
応援しています。
半笑いで。
コメント&励まし(?)、ありがとうございます。
返信削除ま、元来適当な人間なんで、まったく気にしないで下さい。半笑いで突き進む感じですね。ふふっ。
「人は出会うべくして出会う、この世の出会いに偶然はない」
返信削除私はタイに赴任することが決まったことで、さまざまな出会いがあり、中には「偶然にしては不思議すぎる」出会いもありました。あまりに不思議だったので友人に伝えたら上記の言葉を言われました。
いろいろな意味で、RYOTAさんを待っている方々が未来にいるはず。良い出会いがあることを信じてください!
ronyuiさん
返信削除コメントありがとうございました。
出会いは必然ですからね。他生の縁だと思うし。だから楽しいんですよね。
さて、なんか、多くの励ましを方々から頂きますが、全くもって悩んだりしてないので、ご安心を!今グアムですし~。
コメントありがとうございました。