読売新聞によると、アメリカ・カリフォルニア州などの高校などで、紙の教科書に代わる「電子教科書」が導入され、注目されているらしい。
ื電子教科書を使用する利点としては、
①何冊もの教科書を持ち運ぶ必要性がなくなる(アメリカの教科書は特に分厚いとか・・・)
②常に最新情報に更新できる(教育関連財団などは、ネットで配信する教材作りに熱心で、無料で教材の提供を行っているとか・・・)
③経費の大幅な削減(これまでの紙による教科書代は、州の財政難の大きな要因となっているとか・・・)
の3点だという。
これにより、財政難で苦しむカリフォルニア州などは積極的に電子教科書を取り入れているらしい。
電子ペンを使えば、下線を引いたり、メモを書くこともできる。
電子教科書の端末は、シリコンバレーのメーカーが無償で提供。(さすが、シリコンバレー体質!)
ちなみに端末は1台150ドルする。それでも、従来の紙の教科書代に比べればはるかに安上がりで、5年後には電子教科書が主流になるのではないかとみられている。
事実、他の州も電子教科書導入の方向に向かいつつあり、教育に関わる技術が大きな変化を迎えようとしているのだ。
このニュースを見ると、電子化の波は、教育の現場にも押し寄せていることが伺える。
コンピューターやネットの拡大は、教育の現場を確実に変えていってるのだろう。
良い悪いは別にして。
たとえば、レポート試験に対する生徒たちの取り組み方も変わったとか。最近は、様々なサイトからコピペして、レポートとして提出するということが多々みられるらしいのだ。
大変、大きな問題だ。
もちろん、コピペをしている生徒ではない。
コピペでできてしまうような問題をいまだに作成している教師の側が、だ。
教育の現場を大きく変えるコンピューターやネットのパワーを無視して、これまでどおりのスタンスで、いうならば時代遅れの態で、教育をやってもしょうがないであろう。
ITが作り出す新たな知の体系においては、新しい教育のあり方も、当然のことながら求められるのだ。
とまぁ、そんなようなことを、教科書電子化のニュースを読んで思っていたのだった。
ちなみに、タイにも電子教科書がいつか導入されるのだろうか。
そうなったら、僕も欲しいなぁ。
でも、今はまだ想像できない。イサーン(タイ東北部)の子どもたちが電子教科書を持って家を出て行く姿が・・・。
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