バンコクの虎の橋とラーマ6世王 ~ジャルーン・ラット31橋~



2 コメント

虎の彫刻が並ぶ変わった橋。

”サパーン・ジャルーン・ラット31”という。

サパーンは橋。ジャルーンは繁栄。ラットは王権。ということで、”王の繁栄橋31”と直訳されようか。

以前紹介したバンコクの勝どき橋ともいえる開閉式のホック橋から、チャオプラヤー川の方面に向かったところに架かっている。


ジャルーン・ラット橋31は、1911年、ラーマ6世王によって作られた。

6世王は、1893~1902年までの長期にわたってイギリスに留学し、父親で5世王のチュラロンコンと同じように、西欧文明の摂取に積極的だった。ので、この橋も西洋的要素が取り入れられたデザインとなっている。


でも、この橋で目を惹くのは、やっぱり虎の彫刻。


ずらーりと、虎が並んでいる。

これは、ラーマ6世の政治を象徴している。

というのも、ラーマ6世王は、1911年5月、国王直属の擬似的軍隊スア・パー(野虎隊)を組織したのだ。

ラーマ6世王は、姓制度採用、祝祭日の整備、義務教育制度の導入などの文化政策を推進し、西洋と肩を並べるための文化基盤づくりに大きく貢献した。

そんな中で、国王直属部隊スア・パーを組織したわけだが、これがすこぶる評判悪かった。

いかんせん、かなりの金がかかったのだ。

方々から大いなる反感を買い、1912年には王制打倒の反乱事件が起きたりもした。

そんなラーマ6世王の歴史を思い起こさせる、ジャルーン・ラット31橋。

すぐ近くには雄大なチャオプラター川がゆったりと流れている。


余談だが、スア・パーの子供部隊として、1911年7月に”ルーク・スア”が組織された。これは、少年部隊、いわゆるボーイスカウトだ。

イギリス、アメリカについで世界で3番目にできたボーイスカウトである。


それと、もう一つ。

ジャルーン・ラット橋31の31の意味。

これは、この橋が作られたときに、ラーマ6世王が31歳だったからだという。

で、実は、もうすぐ僕もその年を迎える。

あと数日。


応援のほど、よろしくお願いいたします
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2 コメント:

匿名 at: 2010年5月14日 1:58 さんのコメント...

お誕生日なんですね。

おめでとうございます!


ご結婚などされてらっしゃるんでしょうか?


31歳はこれからが楽しみですね。

これからも応援しております。

Ryota Wakasone(若曽根了太) at: 2010年5月14日 2:52 さんのコメント...

ありがとうございます。
ラーマ6世王は、僕と同じ年頃で、色々な事業を手がけているのに自分は…とつい残念な気持ちになってしまいますが、まぁ仕方ないですね。
それと、僕の好きな坂本竜馬は31歳で亡くなったようです。あんなに数々の偉業を達成した人と、これまた同じ歳になるのかと、再度自分に残念な気持ちを抱きます…
コメント、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
あ、あと、僕は未婚です。

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