そのためイサーンは、ラオスの歴史性と密接に関連し、文化も非常に似通っている。
ということでイサーン好きの僕は、最近、ラオスにハマッている。
そんななか、ラオスを知るに便利な本が、相次いで出版されたので紹介したい。それは、
マーチン・スチュアート-フォックス著 菊池陽子訳 『ラオス史』 めこん
菊池陽子等編 『ラオスを知るための60章』 明石書店
である。
『ラオス史』
日本語でラオスの通史が描かれた本は、上東輝夫先生の『ラオスの歴史』
まさに、稀有な本だ。
長年ラオスに住んできた著者が、多くの研究成果を踏まえ、ラーンサーン王国から現代のラオスまでの通史の叙述に挑み、圧巻である。
しかも目を惹くのは、その装丁。
真っ白な表紙に、『ラオス史』の文字。
ラオスの歴史を正面から論じた本の出版が少ない現状に、一言物申すような、そんな力強い表紙が実に印象的だ。
『ラオスを知るための60章』
『~知るための60章』シリーズ、ラオス版は初であり、うれしい。
ラオスの政治から経済、環境、自然、文化、歴史・・・まさに、ラオスを知るための本だ。
本の中で、ラオスの諺「禿たかの群れに入れば禿たかに。カラスの群れに入ればカラスに」が紹介されていた。
日本語でいう、「郷に入っては郷に従え」の意とか。
それを実践するためにも、この本を読んで基礎知識を得てから、ラオスに旅立とう。
今すぐにでも行きたいところ、である。
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