先日、外部の有識者をまねいての学科会議が開かれた。
外部の有識者とは、同じチェンマイ大の中でも他の学科の先生であるとか、バンコク・チュラ大の先生、国際交流基金の先生など。
日曜の休日を返上して行われたのである。
会議は、チェンマイ大の日本語学科の新カリキュラムについての話し合いである。
5年に一度行われているらしく、それぞれの科目について、今後の教育方針に沿った内容の提示と説明が求められる。
「この文言はどうだ」とか、「ここをもっと具体的にすべきだ」など、外部有識者からの指摘は結構細かい。
タイ人の先生はそれに対して議論する。
午前・午後にわたって行われ、先生方は大変だったであろう。
で、我々日本人講師は…
まあ、何か意見を求められることはまずない。
僕は、議論を聞きつつも、別の作業をしていた。(ちゃんと聞きながら)
論文チェックをしてたので、顔だけは妙にまじめだったはずだ。
はたから見れば、誰よりも深く学科のカリキュラムを考えている態だったろう。
ふと、周りを見渡してみる。
すると、なかなか渋い顔で書き込みをしている日本人の先生の姿。
「あら、まじめ」
そう思ったら、新カリキュラムの本で隠しつつ、テストの採点をしていた。
どうりで渋い顔になるはずである。
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