カオサン通りのストリートファッション記事から。




CNNに8月6日付で「バンコク・カオサン通りのストリートファッション」という記事が掲載されていた。(コチラ







カオサンにいたオランダ人、タイ人、韓国人、ポーランド人、イングランド人、マレーシア人の各ファッションが紹介されている。

ファッションの善し悪しについてはよくわからないが、「カオサンもファッショナブルな人々が集う街と注目されるようになったんだなぁ」とは思う。



記事にもある。

”10年前は、汚いゲストハウスや旅行代理店、パブが並ぶだけの通りだった…

それが今ではスターバックスからistudioまで並ぶ街になった”



そう。僕が初めてタイに訪れたのは15年ほど前のことだが、そのとき、最初に泊まったのがカオサン通りのゲストハウスで、今とはだいぶ様相が違った。

記事の通りである。



何か特別な物があるわけでも無かった。

でも当時、僕はカオサンが大好きだった。

かといって僕は、いわゆるバックパッカーではない。

何かしらの熱い思い(当時で言えば”自分探し”みたいな)なんかも、一切持ち合わせていなかった。

ただただタイの雰囲気が好きで、そこの象徴的存在がカオサンだったように思う。



2〜300円で一泊できちゃったり、メシが60円くらいで食べれたり。とにかく色々な物が安かった。(まぁ、実際、今も値段はそんなに変わってないっちゃあ変わってない部分もあるけど…)

ゲストハウスの共同シャワーを浴びた後で、屋台を茶化しながらブラブラ。

異国の酷暑の中で、シンハビールやらチャーンビールを友人と呑むのがとにかく楽しかった。





街全体からマグマのように発せられる巨大なエネルギーは、当時の僕に大きな衝撃を与えた。

何もかもが新鮮で、なにより刺激的だった。



そんなカオサン通りも今や世界のファッショナブルな人々が集まると街として(言い過ぎ?)注目されている。

当時とはだいぶ変わった。

でも、今でもカオサンは好きだし、時折行きたくなる。

それはカオサンのエネルギーが健在で、まだ僕を惹き付けてあまりあるからだろう。



2年半前にカオサン通りの端から端まで映像におさめたのだが、今どれほど変わったのだろうか。



「そろそろ映像におさめて比べてみなければ」という妙な決意を固めずにはいられない。




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3 件のコメント:

  1. ”自分探し”って私にはよくわからないな~。
    探してみたいとも思わないし。
    私がタイに行った数年前でも人々の逞しくとてつもない
    エネルギーを感じられたし、Ryotaさんが始めて訪れた頃も、
    もっともっと昔のタイも、時代や風景は変わっても根っこの
    部分はいい意味でも悪い意味でもあまり変わってないのかも。
    だからわくわくするし、びっくりしたこともあるけど、
    私はその場その時間、自分の目に映るもの・状況を楽しんでただけのような気がする・・ノー天気なのかな(笑)。
    タイに行って気づいたんですが、私はバックパッカーでも
    ないし、かといってツアーバスでひたすら観光地を周る
    ような旅も嫌なんですよね。その中間くらいにいるというか・・。このカオサン通の映像、以前も見ましたが自分が
    実際歩いてる感じでいいんですよね~。

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  2. ごもっとも!ですね。

    僕も”自分探し”とか考えたこともないんですよ〜。
    phimaiさんのおっしゃる通り、自分を探したいとも思わないし。そもそも、自分なんて探すとかいう対象でもないというか。

    まぁ、僕は(も、でも大丈夫ですか?笑)ノー天気というか、雰囲気が楽しければそれでいいんじゃねって感じなんで。(phimaiさんには完全にバレてそうですが…笑)

    いや、もっといっちゃえばビールとメシがウマければそれで全てじゃんみたいなところもあるかな?(コレも完全にバレてそう〜)

    返信削除
  3. も、でも大丈夫です!(笑)
    それに、やっぱりバレてます、はい。
    でもすごーくわかります。
    屋台でビールやオーリアンを飲みながら行き来している
    人たちをボーっと眺めてるだけで楽しいですもん。
    鶏の骨付き唐揚げ超美味しかったしぃ。バジル炒めもー。
    まぁそれぞれ自分に合った楽しみ方でいいんでしょうね。
    私はどうやら"Ryota系Traveler"のようです。(笑)

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