まさに、圧巻だった。
マイケルジャクソンの『This is it』を見てきた。
僕は小学校の頃、マイケルジャクソンが大好きだった。今にして思えば、なかなか本物を見る目のある子どもだ。
1987年来日のコンサートビデオは、当時小学校2,3年生のはずだが、見まくっていた。
なぜか、バックダンサーの踊りをマスターしようとしたのを覚えている。
だから、"This is it"の中でのダンサーの振り付けを、ほぼ知っていたことは、自分自身、非常に驚いた。あれから20年以上経つというのに、覚えているもんだなぁ。
また、ドームでのコンサートにも行った。
小学校の低学年だったと思うから、あれは88年の「バッドツアー」だったのだろうか。
詳しいことは覚えていないが、僕は椅子の上に立ってマイケルを見ていたことは忘れていない。
あれだけマイケルジャクソンのことが好きだったのに、中学に入って以降、パタリと熱が冷めた。
でも、マイケルの死以降、いろいろな場面でマイケルの映像を見て、マイケルの凄さを再認識した。
そして、"This is it"。
よかった。
マイケルのダンスや歌のうまさ、かっこよさは、言うに及ばない。
衝撃をうけたのは、マイケルの人間性だろうか。
誰とでも、気さくに話しているマイケルの姿をこれまで想像したことがなかった。
それでいてプロ意識の塊。どんなことも妥協せず、最高のステージを作り上げるために、みんなと力を合わせる。でも決して独りよがりではない。
コンサートに携わっているある人が、マイケルのことを、「フレンドリーでいて謙虚だ」と評していた。まさにそのとおりだと思った。
いろいろな場面で、衝撃を受けたし、いろいろな場面で、目頭が熱くなった。
なぜかわからないけど、心がいっぱい揺れた感じがした。
最後は、泣いた。
最後は、映画館にいた観客全員が、エンディングロールすべてを見尽くし、そしてあつい拍手をマイケルに送った。
「マイケルありがとう!」と叫んでいる人もいた。
本当に見に行ってよかった。
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マイケル熱が冷めず、87年のコンサートビデオを見ている。
やっぱ、凄い。圧巻だ。
そして思い出した。
そういえば、デンジャラスツアーのときのTシャツが家にあったんじゃないかと。
思い出グッズ的に取っておいたはずだと。
そして確かに、箪笥にあった。
すっかり古くなってしまったTシャツだけど、あって嬉しかった。
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