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鉄道を使ってチェンマイに送られてきた荷物

ロッブリーの友・ニウェート先生。 チェンマイに来てからは、なかなか会う機会がなくなった。 しかし、今も時々連絡がくる。 「リョウタ宛に荷物を送った。俺が自分で植えたんだぞ」 そう書かれたメールに添付された写真をみる。 ロッブリーのニウェートから、チェンマイのリョウタ・ワカソナ。 おしくも、「ナ」。 まあ、そこはいいとして、なんともワイルドな宛名。 チェンマイのリョウタという宛名だけで、到底僕のところにつくことはないだろう。 実は、このように住所の記載がないのは、ニウェートさんがロッブリーの駅からチェンマイの駅にむけて荷物を送ったからだ。 人を運ぶ電車に、貨物も乗せて送る。タイの鉄道はこんな風にも利用できるのである。 かつて僕も、ロッブリーからチェンマイへの引越しには、この鉄道による輸送を大いに利用した。 本だの、自転車だの・・・ かなりの重さがあったはずだが、安く上げられた。(いくらくらいだったかは忘れた) 電車の恩恵。 ラーマ五世の近代国家建設にむけた鉄道導入。 政治的・経済的統合の手段として重要な役割を果たしたとされている。 だが、それだけではなく、こうして人と人とをつないでいる。 ロッブリーからの荷物は、少し雑然としたチェンマイ駅の荷物置き場に、きちんと保管されていた。 荷物の受け取りを済ませる。 バイクで持って帰らなくてはならない。 宅急便とは違って不便なところではあるが、それもまた楽しいもんである。 ダンボールをあけると、バナナやマンゴーがつめられていた。 本人曰くもぎたてのフルーツは、やはりうまい。 さて、こちらから、ロッブリーに何を送るべきか。 今、思案中である。 (function(d, ...