ギンジェーを振り返る・・・なんだか、がっかりする。



ギンジェー。

「ギン」は“食べる”、「ジェー」は“精進料理”を意味する。

つまり、“精進料理を食す”という意味なわけで、毎年この時期行われる。

期間は約10日間。期間中は肉料理を一切口にせず、精進料理を食べ続けなくてはならない。






実のところ僕は去年、ギンジェーに初挑戦し、見事に成功をおさめている。

成功という栄光の軌跡を振り返ってみようと、去年のギンジェーに関する僕のツイッター(ryota5bkk)を読み返す。



10月8日
タイでは、今日からギンジェー(菜食週間)。今年は、初挑戦してみようかと。 ただ、肉類禁止と思うと、逆に、肉が食いたくなる。江古田の焼肉ハウスに行きたいなぁ・・・・これは、先が思いやられる。


タイ・ギンジェーに挑戦中。ギンジェー用の店が沢山あり便利でいいんだけど、どれもこれも脂っこい。体にいいのか、悪いのか・・・・・ギンジェーは10日間。いけるか不安。



10月11日
ギンジェー(菜食週間)4日目。意外に続いている。でも、焼肉も食べたくなる。



10月14日
ギンジェー(菜食週間)6日目。さすがにレシピに飽きてきた。 チムチュム(イサーン鍋)が食べたい。 無論、BUプレース前の店で。

@KazuhitoSato ギンジェー料理は本当に脂っこいですね。今もちょっと胸焼け気味です。”精神的に喜ばしくない”というのはおっしゃるとおりかと。 おそらく最初で最後のギンジェー、となりそうです。



10月16日
ギンジェー(菜食週間)最終日。最終日の気のゆるみだろうか、店がほとんどやっていない。タイだな。ということで、カオマンガイでも食べようか、真剣に迷ったけど、最後までやりきりたくなり、インスタントラーメン食い。逆に体に悪い気がしないでもない。



うーん・・・・

ギンジェーは本来、①動物を殺生しないことによる積徳、②菜食に徹することによる体の浄化、といった目的がある。

それにもかかわらず、僕のつぶやきはどうだろう。

焼肉が食いたいだの、チムチュム(イサーンなべ)が食いたいなど・・・

しかも江古田の焼肉ハウスやBUプレース前のチムチュムといった、妙にローカルな具体性も帯びている。


ギンジェー本来の目的に絡んだ、生産的で前向きな言葉がまるでみられない。

なんだか、がっかりだ。




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2 件のコメント:

  1. ”体の浄化”にはほど遠い脂っこさの精進料理が
    10日間も・・。こういうちぐはぐでクスっと
    笑ってしまうタイの日常が私にはツボです。
    (真剣に積徳しているタイの人達に怒られそーですが。)
    もしRyotaさんがイスラム教のラマダンを経験したら
    どんなつぶやきになるのでしょうね。(笑)
    でも、最後までやりきったのはエライ!
    私なら大好きなカオマンガイ食べちゃってるかも。
    今年は挑戦していないのですか?

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  2. 最後までやりきったのはエライ!ですよね。我ながら。笑

    確かにカオマンがいの誘惑がどれほどあったことか・・・。
    ただ、精進料理自体(脂っこし)は、どれもこれも美味しかったので、まぁなんとかなったものですね。

    え!?今年ですか?
    まぁ、次に挑戦するのはいつでしょうかね〜?笑
    ラマダンに挑戦ましょうかねぇ〜?

    返信削除