ロッブリーのナライ王に関する学会での発表





先日、ロッブリーの歴史や文化に関する学会で、研究発表をした。


内容は、17世紀後半のナライ王の対外政策が日本にどのような影響を与えていたか、というものである。

鹿革の輸出についてを素材として、簡単にまとめた。


学会発表については、ゲーテ先生から、去年末に聞いていた。

ペーパー自体はあらかじめ提出し、このような立派な本にのせてもらえた。





しかし、発表の準備は、その当日の朝に仕上げた。

相変わらずギリギリまでやらない性格が、われながら嫌になる。


ということで、発表自体はあまりいい出来とは言えなかった。

汗が妙に出て、ジャケットも脱ぎ捨てたしだいだ。



なんとか1時間ほどの発表を終え、夜はナライ宮殿で食事会となった。



国立の博物館を夜に開けて、パーティーをしたというのは、異例らしい。



ライトアップされた宮殿は、やはり美しいものである。


ロッブリー最後の仕事。

若干、不本意な発表になってしまったが、いい経験であった。






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2 件のコメント:

  1. ナライ王、ちょっとググってみましたがすごく興味深い人ですねー、研究したものがこんな立派な本に載ってるなんてすごいですね。それにしても宮殿で食事なんて豪華!しかも余興みたいなのもあったのですね、なかなか出来ない体験ですね。

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  2. ナライ王は、ロッブリーの人々にとってはとても 身近な存在で、地域の精神的な柱となっているかもしれません。
    ナライ王を偲ぶお祭りも大々的で、派手ですし。
    そんな王が過ごした宮殿で食事は本当によかったですよ。贅沢でした。でも、ワインなどの酒類がなかったのが、少し残念というか・・・笑

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