イサーンの運転風景。ローカルラジオがBGM。


突然だが、イサーンをレンタカーで疾走している際の映像をのせよう。





イサーンの風景は極めてのどか。

それに反して、車はかなりのスピードを出し対向車線を利用して抜く。



BGMはローカルラジオ。

DJとおばちゃんのやりとりはあまりに平和で…

しかも、話の途切れ時にミュージックのボリュームをあからさまに上げるDJの姿も目に浮かぶ。

この”あからさまボリューム調整”はイサーンのローカルラジオでは流行のようで、よく耳にする。

これを聞くと「ああ、イサーンだな」と妙に感慨深く思うもんである。




さて、こんな感じで、イサーンをまわるとき僕はよくレンタカーを利用する。

いつ来るか予想できないバスを、イサーンののどかな田園にポツンとあるバス停でゆったり〜と待つというのも、もちろん好きだ。

でも、時間的制約がある中で色々と見てまわるには、やはり便利な足が必要となるのである。




レンタカーはバンコクで借りて、1日1000バーツ(約2700円)ほどが相場だろうか。

それにガソリン代を加えると結構な値になってしまう。(タイのガソリン代は他の物価と比べればかなり高いほうだ)




ということで、苦学生!な僕は一時、バイクでまわることを真剣に考えていた。

あるいは自転車。(何を隠そう、僕はどこでも自転車で行っちゃうほど、チャリ好きなのだ!)



だが、

「タイの道は皆スピードを出す。特に田舎はハイウェイみたいなもの。そこをバイクで走るのは危なすぎる。ましてや自転車なんて…考えられない!」

という、タイでお世話になっている先生の一言。

あのときの先生の長い前髪からチラリとのぞいた遠い目は、忘れられない。

「もしや、僕のように考えた無謀な教え子が過去にいて、そんな彼が…」なんて、いらぬ想像をしてしまったほどである。




それに考えてみれば、タイの天気なんていつスコールが降りだすか、わかったもんじゃない。

色んな機材を抱えた日本人がビチョビチョになってイサーンを駆け抜けているのは、ちょっと意味が分からないだろう。



ということで、僕はあっさりと車でまわることを常とする男になったのである。




映像のように、イサーンではのどかな風景がひろがる。

それは少しの眠気を誘うのだが、それでも楽しいものである。

まぁ、映像を撮りつつ、対向車線に出て前車を抜き去るときは、さすがに緊張感に包まれたことは否めないが。


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5 件のコメント:

  1. 19年振りのビエンチャン。街は様変わりしたが、退屈なのは変わらないなぁ~。川沿いのバーで飲んだくれるばかり。前回と変わらず。ita@san

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    1. 19年ぶりってすごいですね~。でも退屈なんですかぁ。笑 まあ、メコン川沿いでビールを飲むというのは最高ですけどね!

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  2. あはは、ほんとあからさまに音楽が入る・・。
    確かにバスとか乗った時は結構なスピードで走ってたなー。
    しかもずっと音楽(殆ど演歌っぽい感じの曲)が大音量で
    ずっと流れてたのは最初はびっくりしたけど、慣れてきた頃
    に曲が流れていないバスにたまたま乗り、”あれ?”と
    思ったものです。あとバス停でも何でもないところで急に
    止まって運転手のおじさんと車掌さんが自分たちのご飯を
    買って戻った時には笑ってしまいました。
    日本じゃ考えられないことだけどタイのこういうとこ、
    好きなんですよねー。少し話しがそれてしまいましたね。
    ところで今日お誕生日ですよね?おめでとうございます!!

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  3. お誕生日、明日でしたね。
    1日早いハッピーバースデーですみません!

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    1. phimaiさん

      誕生日のお祝いのお言葉、ありがとうございます!今年こそはブログ毎日更新を目指したいな~。(正月とか誕生日になるといつも思うんです。笑)

      ところで、バスでの音楽。本当に大音量で流しますよね。あれに慣れると、流れていないバスのほうが不自然な気が…というのも分かる気がします。w

      それにしても、運転手と車掌が勝手に停まって、ご飯を買うって。確かに日本じゃありえない~笑

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