チェンマイ行き寝台列車





先日、何年ぶりかで、チェンマイ行きの寝台車に乗った。

ロッブリーを21時頃出発し、チェンマイに着いたのが翌朝7時過ぎ。

まあ、10時間くらい電車に揺られたわけだ。


電車に乗り込むと、ロッブリーからということもあって、椅子の形態ではなく、もうすでにベッドの状態。布団も敷かれていた。

夕食を終えて部屋に戻ったら、すでに布団が用意されている温泉宿、のようだ。

否が応でも、気持ちが高ぶる。


寝台車を見渡せば、乗客はほとんどが西洋人。

皆、ベッドに座ったり寝っ転がったりしながら、談笑している。

寝るには、時間が早すぎるのだろう。

何より、寝台車での旅、という興奮が眠りを妨げるに決まっている。


僕も、旅の興奮を隠しきれないなか、温泉宿の布団に横になる。

激しい音と揺れ。

それに、強盗的なものへの一抹の不安。

比較的繊細な僕は、眠れるかどうか、少し不安になる。

目を閉じてみる。


やっぱ、眠れない、眠れない。

そう、思っていて、ふと気づくと朝日が昇ってる。

すでに、北部の駅だ。



駅員だけ見ると、さすが北部。ちょっと寒そうでもある。



そして、しばらくすると、

「チェンマイ・チェンマイ!」

電車の係りの女性が叫んでいる。


結局、家でもそんなに寝ないだろう、というくらい爆睡していた。

ということで、至極快適な寝台車だったのだが、できれば今後コンセントを各寝台につけてほしい。

そうすれば、仕事熱心な僕は、普段以上に寝るなどということにはならなかったはず。

そう、自分の可能性を信じたい。





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2 件のコメント:

  1. コンセントが付いてたとしても即行爆睡しているRyotaさんが想像つきますが・・・(笑)。
    適度な揺れと騒音が眠りを誘うのですかねー?
    チェンマイまで寝台車いいですね、私もいつか乗ってみたいです。

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  2. いやいや、僕は仕事熱心ですから。コンセントさえ、コンセントさえあれば、寝ませんよ。笑
    チェンマイまでの寝台、かなりよかったですよ。また乗りたいと思います。
    ただ、完璧な安全が保障されているか、といえば疑問なので、phimaiさんももし乗られる時はお気をつけくださいね〜。

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