先日行われた、インド・ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅での、フラッシュモブ(ゲリラパフォーマンス)。

2006年にヒットしたインド映画「Rang De Basanti」の曲に合わせて、老若男女問わず、踊る、踊る。


だんだんと躍動し熱くなる場をとらえた映像。

うーん。かっこいい!



タイだったら・・・・

中央駅ファランポーンや、カオサン通りあたりでやれば結構人目をひくんじゃないかなぁ。

いや、チャオプラヤー川沿いワットアルン前、なんてのもいいかも。


・・・・と思ったら、やってたし。笑


 

でも、個人的にはインドのほうが好きかな。




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                                             (Source:http://on.fb.me/sd7OSR)


こんな写真、撮ってみたいもんだ・・・。



写真は、写真家の人生観や世界観を透けてみせるので、面白い。

とはいえ、完全に素人なので想像でしかない。



だから写真家のことをある程度知った上で、写真を見たほうが面白い。



最近、気になる写真家といえば、100年以上前にタイにて写真屋を営んでいた磯長海洲だ。

磯長撮影の写真は、当時のタイを知る上で興味深い。




このように、100年以上前のチャオプラヤーの様子を伝えてくれているだけでも非常にありがたいことである。



だが彼の生き方そのものも面白そう。

というか、当時アジアを舞台に駆け回った人々とのつながりあいが興味深すぎる。



たとえば革命家孫文の縁の下の力持ちである宮崎滔天も、若い頃に2度ほどタイにわたっていたが、そのとき、サラっと磯長が出てくる。

一緒に酒を飲んだり、病に倒れた宮崎滔天を看病したりする。



磯長の情報網の広さが垣間見れる。

タイのことは任せとけ、的な雰囲気が磯長に漂う。

きっと、アジアを駆け回った人々がタイをよく知る磯長のもとに滞在し、情報交換をしつつ酒を呑んでいたことだろう。

まぁ、ある種たまり場だ。



東南アジアを舞台に交錯する、人と人。

歴史をいろいろな方向へと展開させる、強力な磁場が働いていたような、そんな気がしてならない。



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アメリカ同時多発テロで救助のためにツインタワーに突入。

今も行方不明のレスキュー隊員の方の手記。



 「よし、今日も懸命にいかねば!」

という気になったので、upします。




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タイ人の多くは仏教徒。

いたるところで仏教的なものを見ることができよう。



でもタイには、土着のアニミズム信仰も根強く残っている。

ピー(精霊)やクワン(生霊)信仰などがそれだ。

「おいおい、この森にはピーが沢山いて怖いよ〜」なんてセリフはよく聞かれるはずだ。(イヤな森だ)



で、そんなアニミズム信仰を基礎とした伝統的な民間療法もタイには広く存在している。

悪霊がもとになって発生した(と信じられた)病気は、ピーを統制するモーピーや、コン・ソンといった呪術者・呪医によって治される。

西洋的・近代的な医療体制が一定程度発展しているタイでも、伝統的な民間療法はその一方で強く残っているのだ。(イサーンのモーラム・ピーファーの例

だからタイ社会は、面白いっちゃあ、面白いのである。



でも、冒頭のようなCMが流れるようになると、だんだんとそうした価値観や実践は過去のものとして忘れ去られていくのかもしれない。

アニミズムの知の体系を基礎とした民間療法が、いわゆる近代的な現代医療にとって変わられていく過渡期にたっていることを象徴するようなCM。

なんとも、コミカルだ。



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 “ I did pull a stall of Thai noodle for many years. The income was not good.But I still worked every day, even if it rains, even on a day hot....But an important stall has been carried away by this flood.... I am really sad....How should I live from now on?....”


    Thai woman was speechless while staring at the town which was submerged under water.





Dear to everyone


    Can you have some your time for us?


    In Thailand, many villages and towns are flooding by a historic deluge now. Many Thai people are forced to lead a hard life. The victims increase day by day. It will not be only the inundation damage in future. There will be the issue of food, the issue of hygiene and the problem of the infectious disease and so on.


    Even though in the face of such severe situation, Thai people don't forget perfect smile. “Thailand land of smile” The Thai people so seem to have sturdiness and the real ability that any kind of difficulty overcomes with a smile.


    In retrospect, at the time of great earthquake disaster that attacked Japan in this March, the Thai people sent a lot of warm smiles and support messages to the Japanese. “I love Japan” “keep going forward” “Ganbattene!!” “keep your mind” “you are not alone” “Thai for Japan”....



    All messages arrived in the heart of Japanese people hurt by an earthquake disaster. We felt the importance of advancing with a smile forward. In addition, we felt the splendor of connection between people of the world.


    The Thai people are receiving the serious flood damage now. We want to do a gift in return. We want to send warm smiles and messages to their hurt mind. Therefore we form this group.We collect a warm smile and the words of the yell from not only Japan but also various countries in the world. And we will send it to the Thai people.


    We wait for your cooperation heartily.




- 4 items which we want to ask you for. -

①Please print this filehttp://www.facebook.com/photo.php?f... (jpeg file) and "write your message and national flag".
(You can find your national flag at the web site below. You can print and put on your message board, if possible.)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/k...



*In case you do not have a printer, you do not have to use the file above. Please write a message in your own way to cheer Thai people.


②Please take a photo or video your message and a smile for Thai people. The photograph has any problem in neither an individual nor the group.


③Please upload your message and an exceptional smile on the group page.


④We want to collect the messages from the people of many countries. We aim for 100 images (about 100 countries). If you have other country's friends, spread this information.


    For Thai people fighting against a deluge day and night, please upload your warm smile and message.



Respectfully yours,

World’s Cheers for Thailand
http://www.facebook.com/groups/305559942790231/


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「洪水被害にあっているタイの人びとをなんとか応援したいなぁ」という思いで、友人と一緒に World's Cheers for Thailand というグループをFacebook上で作りました。

そこで、募集してます!

皆様からのタイの人びとへの温かい笑顔やメッセージを。



とりあえずの目標は、世界各国からの画像(映像も可)100枚!

それを編集して、タイの人びとに届けたいなぁ、と。

で、いずれは応援メッセージ映像を見るタイの人びとの反応も映像化して、今回の協力者の方々にお届けしたいなぁなんてことも漠然と考えてます。



かつて日本を襲った大震災へのタイの人びとからの応援メッセージはとても僕らを元気づけてくれました。




今度は僕らがタイの人びとへのささやかながらお返しを、と思ってます。



皆様からのご協力、心からお待ちしております。

なお、もしご協力いただけるという方は、グループイベントページグループページ、あるいは当ブログのコメント欄、僕のFacebook、ツイッター(@ryota5bkk)へのダイレクトメッセージにてお知らせください。

よろしくお願いします!



グループの詳しい説明文は以下を参照してください。

(英文は自信ないこと、予めお断りしておきます。(苦笑))









お知り合いにもお伝えいただけると、嬉しいです!




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古本の控えめな書き込みが意外と好きだったりする。

本の前の持ち主の考えがそっと書き込まれたりしていると、どうしても読んでしまう。

で、「なるほど」なんて思う場面もある。

ただし、あくまでも控えめじゃなきゃ困る。




今日、とある本を読んでいたら、パラリと2枚の紙が落ちた。

1枚は新聞に掲載された、本の書評の切り抜き。

もう1枚は、著者・石井米雄先生 直筆の「謹呈」と書かれた付箋だった。



おそらく本は、石井先生が、誰か研究者に贈呈したものだったのだろう。



石井先生といえば、東南アジア研究の権威で、タイ研究の第一人者である。

タイの歴史・文化研究の大きな礎を築いた。


先生は、タイ語のみならず、あらゆる言語に精通し、欧米の研究者から逆に、「あなたは何語が話せないんだ?」と聞かれた、なぁんて話もある。

昨年残念ながら死去されてしまった。




そんな先生直筆の付箋。

なんだか妙に幸せな気分になった。



というか、付箋を挟んだまま古本屋に売った研究者もどうかと思う。


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                                        (source:http://on.fb.me/t6bZbZ)

そんなにいい波がくるとは思えないが、ま、こんな遊び心満載なところがタイ人のいいところ。

タイではあまりサーフィンが主流ではないので、わざわざどっかからボードを調達してきたのかもしれない。

とても前向きな”サーファー”だ。



そして、二人の前向き”サーファー”は、ドーンムアン、ラチャヨーティン、サパンクワーイ、方面へと向かっていく。




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『ボランティア』と題された、フイ・ユナイテッドHui Unitedの曲。

洪水の被災者に対する多くの方からの温かい支援と活動に、感謝の気持ちを込めて歌にしたそうだ。

皆で協力し合う映像は感動的である。





正直、フイ・ユナイテッドというバンドは知らない。

ただ、Facebookにファンページが存在。(http://www.facebook.com/Hui.United

いいね(like)ボタンを押しておいた。



それにしても曲の最後に、いろいろな人からのFacebookやtwitterでの応援に対して御礼が述べられているのを見ると、時代は変わったものだなぁと思う。

個人レベルでエールを送り、それが共有されてネット上をかけめぐり、多くの人の心に届き、響くような時代になった。

その点についてはなんだかワクワクする。


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70年前のバンコク大洪水の映像を撮った男、(タイのディカプリオこと ※僕だけがそう呼んでいる)テー・プラガートウィティサーン。

友人の情報はまったくまったく頼りにならなかったことは、昨日記した通り。

”密林のコブラ”とかいう映画の意味不明性を知っただけだ。



そこでネットをさまようと、どうやらテーは1942年のバンコク洪水における街並み映像だけでなく、1947年のクーデター映像も残していたことがわかった。






クーデター当時の街の様子や、当時の要人たちが映っている。

クーデターと聞いて連想されるようなおどろおどろしい(?)雰囲気はなく、いたって平穏。

2006年のクーデター時の、タイ人たちの戦車を前にしての笑顔の記念撮影を彷彿とさせる。



1938年から44年まで首相の座についていた軍出身のピブーンソンクラーム。

44年以降一旦は首相の座から退いていたものの、映像の47年クーデターによって再び政権に返り咲いた。

以後、57年のサリット・タナラートによるクーデターで打倒されるまでの通算15年間、彼は首相として実権を握り、「極端な民族主義」を唱えた。

(55年以降は「民主主義の新時代」を唱えてはいたが、まぁ、権威主義を隠す飾りもんみたいなもんだった)

テーの映像は、そんなピブーンのいわば道半ばにあたるクーデターの様子を伝えているのである。



要所要所で、貴重な映像を残すテー。

できれば直接会ってお話を聞いてみたいものである。

なんと93歳、ご健在らしいのだ!



それにしても、洪水映像にしてもそうだが、バックミュージックのご陽気さが妙に心を和ませる。



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(若き日のテー。タイのディカプリオ的だ。source:http://bit.ly/sJXgSB)



 「テー・プラガートウィティサーンのこと知りたいんだけど・・・」

タイの友人に電話した。



「誰だそれ?」

「去年、俺がYouTubeにアップした1942年のバンコクの洪水映像、覚えている?」





「ああ、あったな。そんなの。なんかご陽気な雰囲気のアレだろ?」



「そうそう。タイ人はこんな時も悲壮感が無くていいな、なんて話して。お前が爆笑してたアレだよ」

「ハッハッハ・・・」

相変わらず笑っている。



「あの映像を撮ったのがそのテーという人で。どうも、”タイ王国・国家芸術家”にも認定されてるというから、有名なのかなと思ってさ。それでお前に聞いてみようと」

「うーん。テー・プラガートウィティサーンねぇ。チューレン(あだ名)は?」

そんなもん知るはずがない。



「どんなことやったんだ?」

「彼は1918年にラーチャブリー県に生まれ、工芸学校に学び写真家へ。で、従軍カメラマンとして政府に仕えていた時期もあったらしい」

ウィキペディアにのっていた情報を伝える。

「ほうほう」



「で、新聞のカメラマンになったり、いろいろな映画制作にも携わってみたりと。映画としては、สุภาพบุรุษเสือไทย、 เสือดำ、 เสือใบ、 เสือมเหศวร、 สาวเครือฟ้า、 ปาหนัน、 เห่าดงなんてのがあったようだ」

「おい、おい。古い映画だな。知らないわ。

ちょっと待てよ・・・・」

PCで調べているようだ。

このへんのフットワークの軽さが、彼の魅力である。



「ああリョウタ、เห่าดงのCMがYou Tubeにアップされているぞ」

早速、指定されたURLを開いてみる。





「な、なんだ、こりゃ?」

เห่าดง(ハオドン)は「密林のコブラ」って意味だが、うーん。

なんだ、この宣伝は。



映像の随所に挟み込まれるコブラ画像。本物もあれば複製、漫画タッチもある。

そして、女性のコンクール模様や、変なおっさんのドアップ写真。

なぜか犬の吠えた画像があったり。

で、ラストはコブラの酒って。

なんとも風変わりなCM。

しかも曲がまた不明だ。



「おい、おい。なんだよ。これ。笑」

「ハッハッハ。タイ人の俺でもちょっと意味が分からない作りだな。ハッハッハ・・・」



「女性がコブラの絵が書かれた服をまとって拳銃を構えてるけど、あれが悪党を倒すときに着る制服みたいなもんなのか?」

「そうだな。日本のウルトラマンみたいなもんだろ」

タイ人の間でもウルトラマンは知られている。



その後、ああだこうだと、二人でおしゃべり。

「いやぁ、笑った笑った。じゃあ、そろそろ切るな」

「ああ、ありがとうな。じゃあ、また」



電話を切り、再度、ボーとCMを見つめる。

「あれ?なんのために電話したんだっけ?」



彼はフットワークが軽くて魅力的。

だが、話がいろいろなところに展開し、変なところに着地してしまうフシがある。

それも彼の魅力の一つといってしまえば、それまでである。


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